🪺Nestboxとは Nestboxとは、Android 13以降で利用できるようになった「Android仮想化フレームワーク」を応用して開発された、Android端末上で仮想マシン(主にUbuntuなど普通のLinuxディストリビューション)を動かすためのアプリケーションです。前回の「1人以上で勉強会」で触れたとおり、AndroidがOSとして提供する仮想化支援機構の上で動作するので、高速に動作します。 今回私は、root化したPixel 6にNestboxをインストールし、iPadからsshで操作できるようにしたことで、それなりに快適な外出先での開発環境を整備できたので、それまでにやったことや注意事項を共有します。 ⚠️注意事項 2023/10/06 追記: Android 14が公開されましたね。危ないだろうなぁ、と思いつつ、むしゃくしゃしたので手元のPixel 6をAndroid
この記事は、Vim駅伝 2023年8月7日の記事です。 一言で言うと「:help \c」をご覧ください、で済む話なのですが、検索にもヒットしにくいお話なのでこの場を借りて共有します。 問題: :set smartcase(あるいはignorecase)じゃ困る時もある /などで検索する際、「検索文字列に大文字が含まれている場合のみ大文字小文字を区別する(それ以外は区別しない)」という設定、smartcaseは便利ですが、「小文字だけの文字列にヒットさせたい!」という場合も時にはあるでしょう。 解決策: 検索文字列に\C(バックスラッシュ、大文字のC)を含める 見出しの通り、\Cという文字列を検索する文字列に含めると、smartcaseやignorecaseをONにしていたとしても大文字小文字を区別してマッチするようになります。次のスクリーンショットはhlsearchを有効にした上で、手元の
日本Haskellユーザーグループ(愛称 Haskell-jp)発起人の一人にして、Haskell-jpで一番のおしゃべり。 HaskellとWebAssemblyとプリキュアとポムポムプリンをこよなく愛する。 This is a Japanese translation of Flexiblly Extend Nested Structures – “Trees that Grow” in TypeScript. 抽象構文木(AST, Abstract Syntax Tree)の扱いに慣れた一部のHaskell開発者の間では、「Trees that Grow」というイディオムが一般的で、Haskellの最も有名なコンパイラ、GHCにおいても採用されています。今回は、この「Trees that Grow」をTypeScriptで実現するにはどうすれば良いかを共有しましょう。 あらまし Ha
試した環境 Node.js: v18.12.1 axios: v1.2.0 form-data: v4.0.0 OS: Windows 10 21H2 背景 とある、社内のAPIを公開していないRails製アプリケーションのformに自動で投稿したかった。 ハマったこと1: FormDataが紛らわしい 検索して出てくる「axios v0.27からmultipart/form-dataが簡単に送れるようになった」という記事を参考に、下記のようなコードを書いていました: const form = new FormData(); form.append('file', ''); form.append('other_params', 'other value'); await axios.post(url, form, config); ここで出てくるFormDataは、前述の記事では手前の行
結婚相談所をやめました(が、婚活は続けるつもりです) by YAMAMOTO Yuji on November 12, 2022 追記 (2023/05/27) 2023年6月より、とら婚コネクトに所属して婚活を再開することにしました。どこかでお会いしたときはよろしくお願いします🙇 追記終わり ご報告が遅くなりましたが、掲題の通り私山本悠滋は2018年12月に入会した結婚相談所を先月2022年10月末を以て退会しました。途中11ヶ月間の休会期間を挟んだのでちょうど3年間活動していたことになります(休会中に3ヶ月間だけ他のサービスを利用したこともありましたが)。 なぜやめたか ほとんど全くうまく行かず、もう疲れちゃったからです。正確には数えていませんが、3年間で200人近い女性とお話しして、私からお断りしたのは2~3割くらいでしょうか。どう控えめに推測しても100人以上からフラれてしまった
For English speakers: I've published the English version of this article, which I translated and combined with the last article in Japanese to reedit. 先ほど、前回紹介した、Svelte用の状態管理ライブラリー、svelte-store-treeの新しいバージョン(v0.3.1)をリリースしました: svelte-store-tree - npm このバージョンでは、APIをSolid.jsのstoreという機能を参考に、ガラッと変更してより使いやすくしました。そこでこの記事では、新しくなったAPIを紹介するとともに、類似のライブラリーとして参考にした、Solid.jsのstoreと比較したいと思います。それを通じて、Svelteのstore
プリキュア実装とは何か 掲題について数年前とあるSNSで聞かれたとき、ちゃんと説明している記事が思ったよりないことを思い出したので、自分にとってある意味名刺代わりともいえる「タイプセーフプリキュア!」を少しでも話しやすくするために書きます。「非プログラマー向け」と題しながらまぁまぁプログラマー向けの用語が登場しますが「変な世界があるもんだな」くらいに思っていただけると🙏 プリキュアの各言語での実装まとめ - Qiita 「プリキュア実装」とは、こちら👆の記事でまとめられている、各種のライブラリーのようなソフトウェアを指します。どんなソフトウェアなのかというと、一部例外もあります[1]が一言で言うと「プリキュアの設定を、各種プログラミング言語で書いたプログラムから簡単に利用できるようにしたソフトウェア」と言ったところでしょう。 「プリキュアの設定」とは? ここで言う「プリキュアの設定」と
先日、Svelte用の状態管理ライブラリーをリリースしました: svelte-store-tree - npm 名前の通り、Svelteのstoreという機能について、tree、すなわち木のように入れ子の構造を扱いやすくするメソッドを加えたものです[1]。現在お仕事のアプリケーションで扱っている、複雑な木構造をなるべく素直に扱えるようにするために開発しました。 使い方の例 以降では、こちらで動かせるサンプルアプリにおける、以下のような型を扱います: export type Tree = string | undefined | KeyValue | Tree[]; export type KeyValue = { key: string; value: string; }; いろいろな値を取り得る、再帰的な構造になっていますね。 なお、このサンプルアプリのコードはGitHubにも置いている
あらかじめおことわり 🙇割と週刊アスキーを持ち上げるような内容となっていますが私は週刊アスキーとの関係は一切ございません。 週刊アスキー、唯一のプログラマー向け連載 「週刊アスキー」と言えば、自作PCを始め、どちらかというとハードウェアについての話題が多いイメージがある、かも知れません。私自身そう思っていたのですが、実は何年間も「JavaScriptの部屋」という連載が続いています(リンク先の記事一覧は最新の日付が2017年になっていますが、本誌ではずっと続いています。かつてはウェブサイトと本誌両方で掲載していたのでしょうか)。「JavaScriptの部屋」では、HTMLファイル一つに収まる程度の大きさの、それでもなかなか面白くて役に立ちそうなプログラムを、毎週紹介してくれます。 「昔のベーマガかよ!」なんてツッコミを待っているかのごとく、ソースコード全体をそのまま紙面に載せてくれている
ハイクラス求人TOPIT記事一覧WebAssembly入門 ─ Webフロントエンドの現実的なユースケースを知り、Wasm製アプリケーションを体験してみよう! WebAssembly入門 ─ Webフロントエンドの現実的なユースケースを知り、Wasm製アプリケーションを体験してみよう! WebAssembly(Wasm)は、ブラウザー上で直接動くプログラミング言語として、JavaScriptを置き換える期待が寄せられますが、実際にWasmが果たすべき役割や適したユースケースとはどういったものでしょうか? Wasmの動作を体験するチュートリアルとあわせて、山本悠滋(igrep)さんが解説します。 WebAssembly(以下、略称の「Wasm」と呼びます。「キャズム」や「~イズム」などからの類推なのか「ワズム」と発音するようです)とは、ブラウザーをはじめとするさまざまな環境で動作する、仮想マ
💁♂本記事で掲載するコードについて 今回紹介するコードの他、RubyやHaskellによる、べき集合を求める関数の実装をいくつか含めたリポジトリーをigrep / powersetsに公開したので興味があればご覧ください。使用した各種言語処理系のバージョンもそちらに記載しています。興が乗ったので、すべての実装についてHaskell製の最も素朴なバージョンと同じ振る舞いをするか、QuickCheckでテストまでしています。 きっかけ 半ば風が吹けば桶屋が儲かる的な話なのですが、2年半程前、Yokohama.rbというRubyのコミュニティーでこちら👇の問題を解こうとしたのがきっかけでした: マスクしても同じ数 Yokohama.rb #103 詳細は割愛しますが、この問題の解法の一つとして、入力された数における有効なビット番号の配列 --- 例えば2進数で10100となる数であれば下位
Tweet この記事はHaskell Advent Calendar 2021の25日目の記事です。 Haskellのよく言われる問題点の一つとして、文字列型が下記のようによく使われるものだけで5種類もある、という点があります: String StrictなText LazyなText StrictなByteString LazyなByteString (上記の頻繁に使われるもの以外にも、もっとあります) それぞれ確かに使いどころが違うので、アプリケーションで使用する場合は場面に応じて使い分ければいいのですが、文字列を使ったライブラリーを開発する場合はなかなか悩ましいものがあります。内部で依存しているライブラリーが使用しているものがあれば、それをそのまま使うのが簡単で確実ですが、そうでない場合も多いでしょう。そこで本稿では文字列型を抽象化して扱いたい場合の手段として、mono-traver
Tweet この記事はググって解決しづらかったこと Advent Calendar 2021の25日目の記事です。Haskell-jp WikiのHaskellの歩き方というページにもほぼ同じことを書きましたが、今回はよい機会なので実例を加えつつ詳しく紹介させてください。 Contents 二項演算子(記号関数)の調べ方 ユーザーが定義した二項演算子ではないものの調べ方 まとめ Link to here二項演算子(記号関数)の調べ方 よく知られているとおり、Haskellには二項演算子をプログラマーがかなり自由に定義できるという、とても変わった特徴があります。他のプログラミング言語でも使う標準的なもの(例: +, *, &&など)を名前空間を絞って置き換えるほか、例えばかのlensパッケージのように、ライブラリーの作者があたかも新しい構文を作り上げるかのごとく独自の二項演算子を提供すること
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