この記事はHaskell Advent Calendar 2023の9日目の記事です。 Dhallがちょっとつらくなってきた ひとりでちまちまと作り続けているPeridotのCIなどでGitHub Actionsを使っています。 このワークフローの定義を、以前はDhallで書いてyamlに変換するという形で運用していました。Dhallを使うことで生のyamlを触るよりはるかに安全かつ簡単にワークフローの記述/修正を行うことができていましたが、次のようなつらみがあって少し前にHaskell製のお手製ワークフロージェネレータに一気に鞍替えしました。 型推論が限定的 ほぼこれがすべてな気がしますが、Dhallは型推論をしてくれる範囲が全コードではなく、一部は明示的に与えてあげる必要があります。 より具体的には関数適用時に型変数を自動で推論してくれないので、ここを毎回明示する必要があります。設定フ