タグ

ブックマーク / note.com/daisukeshiohata (2)

  • 中嶋常幸さんに"ゴルフ記者生命"を救われた日のこと。|塩畑大輔

    松山英樹プロが、マスターズで優勝をした。 多くの皆さんと同じように、テレビで見届けた。 快挙を伝える映像と相まって、胸にグッと来たのは、TBS小笠原亘アナの涙声の実況だった。 もらい泣きをしながら、ふと思った。 解説の中嶋常幸プロが、なかなかコメントをされない。 きっと、涙で言葉にならないのだろう。 そう思うと、余計に泣けてきた。 中嶋さんについては、一生忘れられないエピソードがある。 それはまさにマスターズゴルフの舞台、オーガスタナショナルゴルフクラブでのことだった。 2012年春。僕は記者人生の中で、後にも先にもないほどの苦境に直面していた。 憔悴しきって迎えた、マスターズの週。選手たちの練習ラウンドが行われていたコースを、ただふらふらと歩いていた。 肩をたたかれるまで、人が近づいてきているのにも気づけなかった。 「大丈夫か?」。そう言って、顔をのぞき込まれた。 中嶋常幸さんだった。

    中嶋常幸さんに"ゴルフ記者生命"を救われた日のこと。|塩畑大輔
    kaitoster
    kaitoster 2021/04/14
    『中嶋さんは、僕から聞き取りをした直後から動かれたそうだ。「ある選手」の陣営に掛け合ったり、説得をした。やがて、その選手の陣営が、僕に電話をかけてきてくれた。「またいい関係でやりましょう」と』
  • 新聞記者最後の日。書けなかったエピソード。|塩畑大輔

    記者をやっていると「書きたいけど書けない」という状況にも出くわす。 大半は「書かれる側」に配慮して、というパターン。 これは読者の皆さんにも想像はつくかもしれない。 もうひとパターンある。 それは「自分が関わりすぎていて書けない」だ。 ファンの皆さんが読みたいのはやはり、アスリート人のエピソードだと思う。その描写に、あくまで「媒介者」でしかない記者が写り込むのは避けるべき。多くの記者がそう考えている。 ただ、記者が写り込むことによるマイナスと、書いた時のインパクトとで、後者が上回りそうな時もある。 天秤にかけて、書いた方がいいのではないか、と悩む。原稿の仕上がり直前まで、その要素を削ったり、また書き込んだり…と。 今回は書かせていただくのは、記者人生の中で最も悩んだケース。 それは新聞記者生活の最後の日のことだ。 よりによって、現場から書く最後の原稿について、僕はものすごく悩むことになっ

    新聞記者最後の日。書けなかったエピソード。|塩畑大輔
    kaitoster
    kaitoster 2020/06/05
    日刊スポーツやめてどこ行ったのかと思ったらLINEかー。そういう時代なのね。
  • 1