米FIO Technology Inc.は,160文字の英文を入力する「早打ち大会の記録を破った」と発表した。同社は記録更新に,改良を続けてきた独自のテンキーを備えた携帯電話機を用いた。入力を担当したのは,同社 創業者でCEOの吉元逸郎氏。吉元氏は,かつてカシオ計算機やナムコに在籍していた。 このテンキーは,右のように1キー当たり二つのスイッチを備える。数値入力からQWERTYモードに移行したとき,各スイッチの入力を次のように解釈する。 sw1入力 →Q sw1+sw2入力 →W sw2入力 →E sw2+sw3入力 →R sw3入力 →T 吉元氏は「これまでの記録は18歳が作ったもの。50歳の私でさえ更新できたのは,当社の独自テンキーが優れていたから」と語る。以下にFIO社が公開した動画を紹介する。 ●日本語(1/2) ●日本語(2/2) ●英語
会社は財務だけで回っているわけではない。当たり前のことだが、資本市場で仕事をしていると、そんな大原則をふと忘れてしまいそうになることがある。だから財務諸表を読む時や、資本政策のお手伝いをする時は、常にこの言葉を思い出し、自らを戒めるようにしている。 一方で、通信キャリアというビジネスにとって、財務は極めて重要な経営管理項目の1つだ。他の産業と比べてみてもその意味はひときわ重い。取り扱っているモノの規模が大きく、またそのライフサイクルも長いからだ。 「扇の要」は、やはりインフラ 自説で恐縮だが、通信キャリアというビジネスの経営モデルは、下図のような構造だと思っている。 まず前提として、「資本、技術、市場」という3つの要素でもって「インフラ」を構成する。そのインフラを「活用する」という視点で上に引っ張れば、サービスや製品などの「プロダクト」を形成する三角錐になる。またインフラを「支える」視点で
5月末から6月にかけて、米国出張で2週間ほどAndroid端末を使う機会があった。使ってみると、同世代のスマートフォンとして競争相手であるiPhoneとの違いにいくつか気付いた。ここでは、私が気付いた両者の違いをざっくり主観を交えてまとめてみたい。 Android端末とiPhoneは、ケータイ、あるいはスマートフォンという文脈で考えれば、違いより、むしろ似ているところのほうが多い。両者とも、主にPC向けとして進化したモダンなOSとWebブラウザを搭載していて、タッチパネルを生かしたUIも同様だ。アプリケーションプラットフォームが開放されており、個人でもアプリ開発が可能という点も同じだ。Windows MobileやSymbian OSでも個人開発者によるアプリ開発は不可能ではなかったが、SDKの入手のしやすさや取っつきやすさ、ポータル的なマーケットの有無など違いは大きかった。iPhone向
欧州委員会、携帯の充電器をMicro USBで統一へ――Nokia、Appleほか10社が合意:2010年スタート 欧州委員会は6月29日、欧州で販売する携帯電話の充電器の標準化に主要メーカー10社が合意したことを発表した。この合意に基づき、各メーカーは充電器のインタフェースとしてMicro USBを採用し、2010年から販売を開始する。合意したメーカーは、米Apple、韓国のLG電子、米Motorola、NEC、フィンランドのNokia、米Qualcomm、カナダのResearch In Motion(RIM)、韓国のSamsung、英Sony Ericsson、米Texas Instrumentsの10社。 この合意により、欧州で販売される携帯電話の充電器は統一されることになり、ユーザーは本体を買い換えてもそれまでの充電器を使い続けることができるようになる。欧州委員会は、無駄な充電器の
ネットエイジアは7月29日、「ケータイリサイクル」に関する実態調査の結果を発表した。調査は7月24日から同28日まで、全国の20歳から49歳のケータイユーザーを対象に実施したもので、回答サンプル数は435人。 同調査によれば、直近のケータイ(携帯電話・PHS)の買い替え時に古い端末をどのようにしたかを聞いたところ、古い端末を「自宅に置いている」という回答が62.3%で最多だった。次いで「自宅等で電話以外の用途に使っている」が21.8%となっており、「買い替え時等で、ケータイショップを通じリサイクルとして回収に提供した」人は11.1%だった。特に2008年に買い換えたユーザーではリサイクル率が5.6%となっており、2007年買い替えした人が12.0%だったのに比べ減少傾向が見られた。 これまでにケータイをリサイクルした経験があるのは41.8%で、年代別では20代が39.2%、30代が43.8
3月10日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズがドコモ向け端末の開発見直しを図っていることが明らかになった。これは同日、一部で報道された“ドコモ向け端末から撤退”というニュースを受けて正式にコメントしたものであり、当面の間は国内市場向けの端末供給を続けると事態の収拾を狙ったものだ。だが、「見直し」の内容については深く言及されておらず、今後も国内市場にどれだけリソースを割くかについては不分明な状況が続いている。 ソニー・エリクソンだけではない。先日は三菱電機が携帯電話事業からの撤退を表明したばかりだ。携帯電話メーカーを取り巻く市場環境に何が起きているのか。 今回のMobile+Viewsでは、急転する端末市場の現況と今後の動向について読み解いていく。 ドコモの新販売方式が“引き金” ここにきて相次いだ携帯電話メーカーの撤退や不振。その原因を手繰っていくと、予想以上に大きかった「
10代はケータイ世代? パソコン世代から見たケータイ世代との感覚的なギャップがよく話題に上る。両者の感覚は埋められないのだろうか。10代の少年・少女たちは、携帯電話をどのように利用しているのだろうか。今回は、NTTドコモモバイル社会研究所副所長の荒木浩一氏と主任研究員の遊橋裕泰氏に、10代の携帯電話利用と感覚について話を聞いた。 ● 社会の中での携帯電話の役割と影響を研究する組織 NTTドコモモバイル社会研究所は2004年4月に出来た。携帯電話が急速に普及するに連れて社会的な問題が出てきたことを懸念して、NTTドコモとして携帯電話に関する調査・研究を行なう組織を作ったのが同研究所だ。迷惑通信や青少年に対する影響、災害時にどれくらい使えるか、ネット社会の根本的な問題など、研究テーマは多岐に渡る。「携帯電話が与える影響や役割、どのような役に立つかなどについて幅広く研究しています」(荒木氏)。
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