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ブックマーク / jp.rbth.com (2)

  • 白いコーラ:資本主義国のドリンクを飲み足りなかったソ連の将軍のために

    コカ・コーラは、第二次世界大戦時に世界的に飲まれたが、ソ連では話が別だった。この資主義国のソフトドリンクはソ連から「隔離」されていた。それを飲む特権は、一人の男にだけ与えられていた。大祖国戦争(独ソ戦)の最大の英雄、ゲオルギー・ジューコフ元帥だ。 コカ・コーラのない世界を想像するのは難しい。好きな人にとっても、飲まない人にとっても、それは厳然としてそこにある。飲む人にとっては避けがたい甘い誘惑だし、飲まない人はそれを絶えず断らねばならない。あらゆる消費主義のいわば看板で、サンタクロースさえそれを支持しているようだ。だからソ連が、世界で最も有名な清涼飲料水が「鉄のカーテン」を越えぬように死守しようとしたのは不思議ではない。 しかし、このルールは一度だけ曲げられたようだ。第二次世界大戦の後半にソ連のゲオルギー・ジューコフ元帥が、このシロップ風ソーダを飲みたいと言ったとき、彼の希望は、単に聞き

    白いコーラ:資本主義国のドリンクを飲み足りなかったソ連の将軍のために
  • 忘れ去られた秘密の廃墟 | ロシアNOW

    モスクワ郊外の「失われた世界」:ロパーチン燐鉱 モスクワから90キロに位置するロパーチン燐鉱は、ヨーロッパ最大の燐鉱山で、1930年代に稼働し始めた。かつてここでは、あらゆる種類のマルチバケット式掘削機が作業していた――鉄道の軌道上を動くもの、キャタピラをもつもの、「針で縫う」ように掘り進むものなど。ここは、独自の鉄道を持つ巨大施設だった。1993年以後この施設は閉鎖され、巨額の費用を投じた工場はうち捨てられていた。 燐鉱の採掘は、地上のものとは思われないような、信じられない風景を生み出した。長く深い採掘跡の溝には水がたまり、その間にテーブルのように平らな砂の畝(うね)が連なって、黒や白、また赤みがかった砂丘が、規則正しく並んだ松林と渾然一体となっている。巨大な掘削機は、空から砂の上に下りた異星人の錆びた宇宙船を想像させる。これらはみな、観光客が入ったことによる破壊以上に、ロパーチン鉱山が

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