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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/tokyoeye (3)

  • 日本のテレビは幼稚なのに、専制国家イランは政府批判を堂々放送...違いはどこから?

    <低俗なバラエティーやドラマ、素人起用のワイドショー...日には見るに堪えないテレビ番組が多い一方、イランでは弾圧されつつも政府批判を放送し、硬派な社会派ドラマも人気だ> 私は日に住んで22年にもなるが、いまだに慣れないのは、英語で話しかけられることでも、役所で在留カードを見せろと言われることでもない。テレビ番組がどうしようもなく幼稚であることだ。 スイッチを入れれば、べ歩き番組、たくさんの芸能人が大騒ぎするバラエティー、若いタレントが演じる能天気なドラマ、専門家でもない芸能人や元スポーツ選手が時事問題にコメントするワイドショー。テレビは娯楽だから楽しければいいじゃないかという意見もあるし、硬派な報道番組もあると言う人もいるが、いかんせん幼稚で見るに堪えない番組が多すぎる。 ちまたでは旧ジャニーズ事務所における性加害問題が大きな話題になっているが、結果的にこの問題が長年にわたり放置さ

    日本のテレビは幼稚なのに、専制国家イランは政府批判を堂々放送...違いはどこから?
  • 日本の皆さん、習近平は「シー・チンピン」でなく「しゅう・きんぺい」でお願いします

    <書籍や雑誌、テレビ番組の字幕で「中国人名の現地読み(中国語読み)」がよく使われている。リベラル派による配慮なのかもしれないが、できればやめてもらいたい> 最近、散歩中のご近所さんに会って長々と立ち話をしていた際に、少々困ったことがあった。 浅田次郎の中国歴史小説が話題に上ったのだが、彼女がどの登場人物のことを話しているのか、さっぱり分からなかったのだ。 「ヅチンチヨンに攻め込んだリイヅチヨンが......」 何度か聞き返して、ようやく「紫禁城に攻め込んだ李自成(明朝を亡ぼした農民反乱軍の指導者)」のことだと分かった。 日の書籍や雑誌、テレビ番組の字幕で「中国人名の現地読み(中国語読み)」がよく使われている。ニューズウィーク日版でも例えば、習近平に「シー・チンピン」とルビが振られているが、あれである。 日中国歴史小説が大好きな私は、これまで井上靖や水上勉、陳舜臣らの作品を数多く読ん

    日本の皆さん、習近平は「シー・チンピン」でなく「しゅう・きんぺい」でお願いします
  • フランスから見ると驚愕の域、日本の鉄道のあり得ない素晴らしさ

    <フランス出身の筆者は言う。「他国の鉄道会社の経営者にとって、東京の電車の世界は次元が違う。なぜ日の鉄道会社はもっと積極的に海外の企業と提携し、自社の技術を売り込まないのか」> 22年前に初めて来日したときに驚いたことは多いけれど、最も印象的だったのは鉄道の完璧さだ。私は電車や乗り物には全く興味がないし、フランスでは電車やメトロのイメージはあまり良くない。 にもかかわらず、日に来たらびっくり。ここまで時間を守る電車はフランスだけでなくEUでも見たことがない。名古屋の新幹線のホームで待っていると、大体3分ごとに「のぞみ」「ひかり」などが次々と来る。まるで高速の地下鉄のようで、フランスなら考えられない。 日ではなぜ可能なのか、いろいろと取材をした。東京メトロの社員にインタビューしたとき、ダイヤは「5秒単位」で作成していると言われて、またびっくりした。運転士は特別なトレーニングを受け、スピ

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