ロシアがウクライナに発射した北朝鮮製の弾道ミサイルについて、ウクライナ検察当局が標的への命中率が約2割にとどまるなど「品質が非常に低い」と分析していることが14日、軍と協力してミサイルの残骸を調べた検事総長事務所への取材で分かった。発射数が約50発に及んでいることも判明。北朝鮮の弾道ミサイルで計24人が死亡したという。 取材に応じるウクライナ検事総長事務所戦争犯罪局のユーリー・ベロウソフ局長=13日、キーウ(共同)北朝鮮は、実戦に初めて投入されたミサイルのデータをロシアから入手し、迎撃回避や攻撃の能力向上を目指しているとされる。同事務所戦争犯罪局のユーリー・ベロウソフ局長は「北朝鮮はウクライナをミサイル実験場にしているようだ」と懸念を表明した。
平壌の集合住宅の完成セレモニーで、市民と記念撮影をする金正恩(2022年4月) KCNA via REUTERS <北朝鮮の中では裕福な生活を送っているはずの首都・平壌市民であっても、現在の厳しい国内事情ゆえに豊かとは程遠い生活を余儀なくされている> 他のどの地方よりも豊かな暮らしを享受している北朝鮮の首都、平壌の市民。しかし、それはあくまでも、北朝鮮の国内での相対的な話だ。 国営メディアに登場するタワマンも、エレベーターは朝夕の2時間だけしか使えない。「タワマンぐらしは辛い」との悪評を打ち消すために、当局は一部期間に限り、午前5時から午後11時までエレベーターを稼働させることにしたが、その電気代は入居者から徴収される。 しかし、最近はそれすらできないほど電力事情が悪化しているようだ。現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 特権層が多く住む、平壌中心部の中区域の住宅では先月、電気が供給され
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