[サンティアゴ 4日 ロイター] - ネット通販最大手の米アマゾン・ドット・コムAMZN.Oが、南米チリの巨大望遠鏡が収集する膨大な量のデータの利用・保管に向けて、同国と協議を行っていると、チリ当局者らがロイターに明らかにした。アマゾンにとって、新たな人工知能(AI)ツールを開発するための豊かな土壌となる可能性がある。 9月4日、ネット通販最大手の米アマゾン・ドット・コムが、南米チリの巨大望遠鏡が収集する膨大な量のデータの利用・保管に向けて、同国と協議を行っていると、チリ当局者らがロイターに明らかにした。写真は銀河系。チリのプジェウエ国立公園で2008年5月撮影(2018年 ロイター/Ivan Alvarado) 中南米地域において、クラウドコンピューティング事業の成長を加速させ、データ処理能力を向上させるのがアマゾンの狙いとみられる。 3250億ドル(約36兆円)規模のチリ経済を、銅生産