トヨタがマークXとSAI(サイ)の生産を打ち切り、日本国内での中型セダンは今夏発売予定の新型カムリに集約。 日本が大型連休真っ只中の5月5日、トヨタの地元となる大手メディアがついに書いた。この話は昨年の中頃から、ネットや個人ブログなどでは噂になっていた。それが今回、連休中の記事露出をまるでトヨタ側が事前に承知していたかのように、中日新聞が書いたことで、三河地域の自動車業界関係者はこの話を“事実”として捉えた。 同記事にもあるように、日本国内市場は軽自動車とミニバンが主流となっており、過去10数年間でセダン市場は急速にしぼんでしまった。 そうした小さな市場に対して“ほぼ日本国内専用車”のガラパゴス車である、マークXやサイを存続させる理由は、トヨタ社内やトヨタグループ内、そして株主や投資家など対外向けにも、特に見つからない。 製造台数と販売台数で世界ワンツーである、中国とアメリカと同じく、日本