ホンダは、燃費を向上させた新型のビジネスジェット機を新たに開発し、2028年ごろの販売を目指すと発表しました。 ホンダは2015年に航空機の市場に参入し、小型のビジネスジェット機「ホンダジェット」の開発と販売を手がけています。 今回、定員を3人増やして11人乗りとなるビジネスジェット機を新たに開発し、2028年ごろにアメリカの航空当局から型式証明を取得して販売を目指すということです。 航続距離は4800キロ余りで、アメリカ東海岸のニューヨークと西海岸のロサンゼルスの間を、途中の給油なしで飛行できるほか燃費は、同じクラスの他社の機体より2割程度向上させるとしています。 ビジネスジェットの市場は、コロナ禍からの経済の回復に伴ってアメリカなどで拡大していて、会社では機体の大型化や燃費性能の向上を通じて新たな顧客を開拓したい考えです。 ホンダエアクラフトカンパニーの山崎英人社長は「今回の製品化は『
ホンダの小型ジェット機「ホンダジェット」の顧客への引き渡し式典が、1月22日、米アリゾナ州で行われたが、意外に知られていないのがホンダジェットに搭載されているジェットエンジン「HF120」をめぐる波乱に富んだ開発物語だ。 「ローテクなので、驚くと思いますよ」と、事前に聞かされてはいたが、その組み立て作業は、まさしく手作業そのものだった。むろん、作業の背景にはハイテクが潜んでいるのは断るまでもないが、おなじみのホンダの白い作業着を着た2人の現地作業員が向き合い、真っ白な工場の床の上で熱心にそれを組み立てている――。 米ノースカロライナ州バーリントンの「ホンダ エアロ インク」のジェットエンジン工場の光景だ。ホンダジェットに搭載される、最新鋭の「GE Honda エアロ エンジンズ(GEホンダ)」製のジェットエンジン「HF120」の生産は順調に行われていた。 HF120は、部品点数約400点、
本田技研工業の航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニーは5月20日(日本時間)、開発中の小型ジェット機「HondaJet」の量産1号機をスイスで開催されているビジネス航空ショーで公開。2015年のデリバリー開始に向けて量産体制を本格化すると発表した。 HondaJetの量産1号機は、GE Hondaエアロ エンジンズ製の量産型ターボファンエンジン「HF120」を実装。今後は地上での機能試験を、2014年夏に初飛行を計画。量産1号機はパールグリーンにメタリックゴールドのストライプの塗装を施したカラーリングを採用し、既存のシルバー、赤、黄色、青と合わせ、全5色をそろえた。現在9機の製造を進め、2014年6月に10機目を加えることで量産体制を本格化する。 HondaJetは2006年に開発と市場参入を発表、2011年頃にデリバリー開始を見込んでいたが、米国連邦航空局(FAA)型式証明の取得
ホンダの航空機事業子会社である米Honda Aircraft Companyは、ビジネスジェット「HondaJet」の量産1号機を初公開した。「パールグリーンにメタルゴールドのストライプの塗装を施した」(同社)機体で、これにより既存のシルバー、赤色、黄色、青色と併せて全5色のバリエーションがそろったとしている(図1)。
ホンダの子会社で航空機事業を手掛ける米Honda Aircraft社(HACI)は、小型ビジネスジェット機「HondaJet」の米連邦航空局(FAA)の型式認定取得に向けた飛行試験を実施し、目標の約778km/h(420kt)を上回る約787km/h(425kt)の最高速度を量産型初号機で記録したと発表した。同記録を達成したのは、2011年3月11日。米国North Carolina州にあるPiedmont Triad国際空港を離陸し、高度9.144km(3万ft)で同最高速度を記録した。高度9.144km以上で最高マッハ数0.72も記録している。
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