米マイクロソフトが30日に発表した2023年10-12月(第2四半期)決算では、売上高が22年以来の高い伸びとなった。人工知能(AI)を活用する新サービスへの関心がクラウドコンピューティングへの新たな支出を促した。 発表資料によると、10ー12月期の売上高は18%増の620億ドル(約9兆1500億円)。1株利益は2.93ドルだった。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均では、売上高は611億ドルで、1株利益は2.78ドルと見込まれていた。 クラウドサービス「アジュール」の売上高は30%増加した。前四半期の29%増やアナリスト予想の28%増を上回る伸びとなった。 サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、スタートアップ企業のオープンAIとの提携を通じマイクロソフトをAI分野の大手企業にする方針を表明している。10-12月期には、AIを組み込んだ業務用ソフトウエア「オフィス」のリリースに