MicrosoftのWindows 10で次期大型アップデートとなる「19H1」(バージョン番号は1903)が間もなく配信開始になりそうだ。今回は、企業向けの大きな変更点を見ていこう。 Windows 10の次期大型アップデート「19H1」(バージョン番号は1903)が間もなく配信開始になるようだ。前回の記事では触れなかったが、もう1つアップデートに関して大きな変更がある。Microsoftは2018年に従来の「Current Branch」(CB)、「Current Branch for Business」(CBB)の代わりに「Semi-Annual Channel」(SAC:半期チャネル)の更新ポリシーを採用した。 SACは、通常版および「Targeted」と呼ばれる限定リリース(SAC-T)の2種類があり、SAC-Tが事前検証モデルとして機能する。例えば企業内の特定端末や部署を対象に