江渡浩一郎氏は「『集合知』という言葉は群衆の知恵と集団的知性、二つの意味合いで使われている」と指摘する。集合知とは何か、両者の混同の弊害は、そしてどのように集合知の競創へ向けて、Wikiを活用していくべきかを考察する。Read less
最近、月刊アスキーという雑誌の取材を受けた。 実際は取材というより、僕がアスキーの本社に行って、雑談とデモをしてきただけなのであるが。 月刊アスキーという雑誌は、ついこの間、かなり大規模な路線変更を行って、僕を含む多くの読者を驚かせている。 僕も最初、新装丁となったこの雑誌を見て、思わず目を疑ってしまった。 なんだか、日経トレンディとかDIMEみたいな、大衆に迎合しまくりなハイテク情報誌に成り下がってしまったという印象を受けた(ワイアード日本語版とかbitとか、好きな雑誌がなくなってしまって、数少ない楽しみな雑誌の一つだったのに)。 あまりにひどい変わりようなので、大学での定期購読を中止してしまった。 でも、知り合いの清水さんに頼まれたこともあって取材を受けることにした。 この清水さんというのは、ドワンゴという会社の元社員で、現在は独立してユビキタスエンターテインメントという会社の社長であ
ニコニコ動画は動画検索におけるGoogleになり得ると思う。GoogleがWebページ検索において革命的であったのは、重要なのはページそのもの内容ではなく、Webページに対するアノテーション、つまり、リンクであることに気が付いた点である。そして、ニコニコ動画のコメントは、Webページのリンクと同じ性質を持っている。 ニコニコ動画のコメントとWebページのリンクで類似している点は次の3点である。 アノテーションの内容は不定形のテキスト(リンクの場合はアンカーテキスト)である。その為、キーワード検索で利用出来る。 人気のあるコンテンツに対してはアノテーションの数が多い。その為、アノテーション数を人気度の指標に出来る。 アノテーションを作成する動機は自分の楽しみ・利益の為である。その為、アノテーションの数はほっておいても自然に増大する。 これらの3つの特徴をリンクが持つため、Web検索ではページ
The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business, Economies, Societies and Nations, published in 2004, is a book written by James Surowiecki about the aggregation of information in groups, resulting in decisions that, he argues, are often better than could have been made by any single member of the group. The book presents numerous case studies
数日間でロングテールの見直し論が話題になっていた。http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/infostand/2006/08/21/8465.html はてなブックマーク具体的な数字がでてきたりして、とても面白かった。以前にロングテールの話題が盛り上がった時は見逃してしまったので、この辺りで復習することにした。 群集の知"集合知"というのは非常に面白くて、個体のアリは知恵も持っているようには見えないのに集団としてクールな行動をとることなどが知られている。前に興味を持ったのはH-yamagataさんの紹介にあった決まった命題に対する判断だった。http://www.h-yamaguchi.net/2004/06/the_wisdom_of_c.htmlこの場合は一元的な判断に収束できる特定の課題に対して個々に判断し統計をとる。これは発現力の強い人に
これからのネット世界を考える上で「Long tail」と並んで重要なコンセプトだと思うのが「Wisdom of crowds」である。 The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business, Economies, Societies and Nations 作者: James Surowiecki出版社/メーカー: Doubleday発売日: 2004/05/25メディア: ハードカバー クリック: 70回この商品を含むブログ (12件) を見る約1年前にこの本が出版され、以来色々なところで多くのことが書かれている。本が出版された直後に書かれたのが、山口さんのBlog「H-Yamaguchi.net」のこのエントリーである。 http://w
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