余震も大分おさまって日常生活が戻ってきた矢先、近所のスーパーマーケットで物凄い光景に出くわした。 レジに行列をつくっている人は、皆が皆、ショッピングカートに水のペットボトルやトイレットペーパーを積んでいる。売り場に行ってみると、案の定、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、カップ麺、缶詰がゴッソリ無くなっていて、売り場が空っぽになっていた。保存性のありそうな食べ物――レトルト食品など――も、今まで見たことが無いほど品薄になっている。鮮魚コーナーには甘鯛やカレイなどがいつも通り並んでいるだけに、不思議な光景だった。 ショッピングカートには「安心」がどっさり ところで、インフラも流通もしっかり動いている状況下で、非常食や水をドッサリ買い込むことに実質的な意味がどれほどあるだろうか?余震もなくなった地方の場合、このタイミングで非常食や水を買い漁る必要性はあまり無いような気がする*1。「未来の災