河北新報 東北のニュース／米マサチューセッツ工科大 気仙沼に復興支援拠点設置を検討米マサチューセッツ工科大 気仙沼に復興支援拠点設置を検討 拠点事務所の候補地を視察する神田教授（左） 米国のマサチューセッツ工科大（ＭＩＴ）の関係者が２９日、宮城県気仙沼・本吉地域の拠点事務所として利用を検討している気仙沼市魚町の武山米店を視察した。 ＭＩＴの神田駿教授が訪問し、建物の構造や被災状況などを確認した。神田教授は「学生らが集える拠点として活用し、復興に向けたさまざまな案を発信していきたい」と語り、設置に前向きな姿勢を示した。 同大は宮城大（宮城県大和町）と連携し、南三陸町を中心に復興支援活動に携わっている。早ければ、今夏にも敷地の一部にプレハブを設置するなどして、業務を開始する。 ＭＩＴはマサチューセッツ州ケンブリッジ市にあり、英教育専門誌が発表する「世界大学ランキング」で毎年上位に名を連ねる名門大学。
