楽天が7月1日からいよいよ社内公用語英語化をスタートする。三木谷社長は、その背景と2年間の移行期間の成果を記者会見にて説明。なお、記者会見では、三木谷社長はずっと流暢な英語でした。 「楽天は海外の会社を買収して事業を拡大してきました。しかし、買収され、楽天の子会社となった海外の会社の人達ともっとより良くビジネスを進める上で、日本語が障壁となっていた」と三木谷社長は語りました。確かに、海外に住んでいる人達からすれば、自分達の親会社は日本という国にある都合上、重要な会議で日本語が飛び交う。そういったところで、気後れして積極的な意見を述べられない、あるいはある種の疎外感を感じ、子会社として孤立してしまうとしたら、それはビジネスにとっては悪影響です。 三木谷社長はそういった子会社の孤立に危機感を募らせ、社内公用語英語化に踏み切ったそうです。現在では、社内会議の8割は英語で行なわれており、新卒社員の