24日開かれた厚生労働省の専門家会議で、障害者手帳のカード化が議論され、身体障害と精神障害の手帳について、希望する人はカード型で交付されることになりました。 カードは運転免許証などと同じサイズのプラスチック製で、氏名や住所、それに障害の内容などが記載されます。 厚生労働省によりますと、平成28年度末の時点で手帳の交付を受けている人は、身体障害がおよそ515万人、精神障害がおよそ92万人だということです。 知的障害については、以前からカードでも交付できることになっていて、自治体によってはすでに導入されています。 厚生労働省は今後、必要な省令の改正を進め、できるだけ早い時期にカード型の交付を始めたいとしています。