6月5日、日曜日。BBCのトップページでのNATOの対リビア軍事作戦についての短い説明が、これまでの「見え透いた建前」の「民間人の保護 to protect civilians」ではなく、「カダフィの失脚 to oust Gaddafi」になっていた。BBCはこういうことをうっかりしれっとやるから、今日のこれだけでは何ともいえないのだけど。 ... Nato's campaign to oust Gaddafi: さて、同じ日。ベンガジの暫定評議会を「正式な政府」として5月12日に承認した英国が、軍事的にも一線を越えてNATO軍としての軍事行動(飛行禁止空域、というか「一般市民の保護」)に攻撃ヘリを投入したと報じられる一方で、モハメド・ナブースの子供が無事誕生したとのニュース。女の子だそうだ。(via @nakano) Daughter of Libyan civilian journal
地中海に浮かぶ小さな島国マルタが、地理的なリビアへの近さから、各国が自国民をリビアから避難させる際の輸送拠点になっている(リビアの首都トリポリは東部の主要都市ベンガジよりマルタの方が近い)。インド、ロシア、中国、フィリピンなどの国々がチャーター機やフェリーを使って、混乱が増すトリポリから自国民を脱出させている。マルタ自体もチャーター機でエジプト人900人をリビアから出国させた。 人口41万のマルタを経由してリビアから逃れた外国人労働者は、この1週間で1万2000人にも上る。マルタは国際的な人道援助の中継地としても各国に協力している。 亡命受け入れで反カダフィ路線へ マルタは、できれば中立の立場を守りたかっただろう。親アラブ外交を掲げたドム・ミントフ元大統領の時代から、マルタはリビアのカダフィ政権と長く良好な関係を維持してきた(ミントフは08年、カダフィ国際人権賞を受賞した)。マルタは昨年、
Attacks carried out with Libyan Semtex included the Enniskillen bomb in 1987 As Libyans fight against a 42-year dictatorship, deputy first Minister Martin McGuinness has said he feels no shame about republicans' past links with Colonel Gaddafi. Speaking to the BBC's Political Editor Mark Devenport about the situation in Libya, Mr McGuinness said he condemned the regime's attacks on unarmed protest
リビア: 医療提供を最優先に 東部の病院でニーズ調査を実施 2011年02月28日掲載 国境なき医師団(MSF) は、2011年2月17日前後にリビアで発生した大規模デモで多くの人びとが負傷して以来、医療物資や援助チームを同国に送るべく努力を続けている。2月25日には、MSFのチームがエジプトから陸路でリビア東部のベンガジに到着し、3病院の医療ニーズの調査と医療物資の供給を開始した。28日には、外科医を含む医療チームが現地入りを予定している。 これまでに医療物資を携えたMSFのチームが陸路や空路でリビア入りを試みているが、入国を拒否される事態も発生している。MSFは医療援助活動を尊重し、負傷者への医療提供を優先するよう強く求めている。 MSFのオペレーション・ディレクター、アルヤン・ヘヘンカンプは語る。 「MSFはリビアの医療従事者たちと共に、騒乱時に負傷した患者への医療ケアを行っています
参加者たちの多くは家族と連絡が取れないことなどから表情も険しい。(26日夕、渋谷・公園通り。写真:筆者撮影) 内戦状態の祖国を憂う在日リビア人たちが26日夕、東京都心をデモ行進した。東京のデモも中東・北アフリカと同じようにフェイス・ブックやツイッターで呼びかけ合って集まった。中心になって発信したのはリビアから日本に来て6年目になるアーデル・スレイマンさん(23歳・慶応大学生)だ。 祖国はカダフィ政権によってネットが遮断され、携帯電話も繫がったり繫がらなかったりだ。アーデルさんは今朝(日本時間)、やっとトリポリの兄と電話がつながった。 「電話の後ろの方から激しい銃声が聞こえた。兄によれば『通りの壁は銃痕で穴だらけ』」。アーデルさんは緊張した表情で話した。 家族と連絡が取れない在日リビア人もいる。オマルさんはトリポリの家族にこの3日間、電話をかけ続けているが誰も出ない。「安否も分からない」と顔
今まさに、人道的に非常にまずい状態にあるリビアの首都トリポリ(自国政府に市民が攻撃されている)から状況をTwitterで英語で伝えてくれているMohammed Naushadさん @AlWahy の請願文を、日本語化しました。 http://www.twitlonger.com/show/8vvntu サイトのプロフィールによると、モハメドさんは大阪大学卒。ロンドンを拠点にフリーのプログラマーとして仕事をしているそうですが、現在はトリポリ。 Twitterを使っている人は、フォローしたり、メッセージを送るなどお願いします。「精神的なサポート」はいくらあっても足りているということはない。大阪のおばちゃんがあめちゃん配る勢いで! 以下、モハメドさんの請願文の日本語化のコピペ: http://www.twitlonger.com/show/8vvntu On Thursday 24th Febr
リビア・エジプト国境のリビア側で警備にあたる若者たち。自動小銃などで武装していた=2011年2月22日、和田浩明撮影 国境を越えると、解放区だった。 リビアで最高指導者カダフィ大佐の41年にわたる独裁支配に反発した住民らが蜂起、支配権を確保した同国北東部の町イムサードに22日夜(日本時間23日未明)入った。自動小銃を肩に警備にあたる若者たちは、人生で初の「自由」に満面の笑みを見せながら「国民を殺したカダフィは許せない。すぐに去るべきだ」と語った。 ◇「自由なリビアへようこそ」 「向こうは無政府状態だよ」。エジプト側国境の職員に送り出されてリビア側にたどり着いたのは宵闇も迫るころ。武装した男たちの一群が出迎えた。 「どこから来た」と問われ「日本だ」と答えると、「自由なリビアへようこそ」と歓迎された。パスポートを出すとチェックしただけで返してくれた。正式の入管手続きを行う職員の姿は見えない。男
【カイロ和田浩明、伊藤智永】反政府デモの拡大が続く北アフリカ・リビアの東部一帯は22日までに、反政府勢力の支配下に入った模様だ。首都トリポリなどでの戦闘機による機銃掃射など常軌を逸した武力鎮圧を行ったカダフィ政権は、退陣を求める内外の圧力にさらされている。チュニジア、エジプトという強権的政権が相次いで倒れた中東情勢は、さらに緊迫の度を増している。 リビア東部に入った米CNNによると、反政府勢力は秩序安定のため委員会を設置。指導者を名乗る人物は「軍の大部分が反政府勢力に加わった」と話している。 ベンガジなど同国東部では、反政府勢力側は武装した人員を配置し、親カダフィ大佐派の反撃を警戒しているという。また、ベンガジの住民は毎日新聞の取材に「ベンガジから数万人、アルベイダから数千人が反政府勢力の応援のためトリポリに向かっている」と証言した。 また、多くのエジプト人労働者がリビアから退避を始めた。
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