【石原壮一郎の名言に訊け】~ラ・ロシュフコーの巻~ Q:本当はいいヤツなんです。学生時代から仲良くしてきて、今も仲はいいつもりです。そんな友達が、いつの頃からか何かというと「だから〇〇人は」とか「△△人は本当にどうしようもない」なんてセリフを平気で言うようになりました。「〇〇」や「△△」には、ご近所のアジアの国が入ります。そいつから他人の悪口を聞いたことなんてないのに、外国人を憎々しげに批判しているのを聞くと何だか違和感があるし、寂しくもなります。どう受け止めればいいんでしょうか?(福岡県・28歳・製造業) A:ほんと、最近よく見ますよね。「ええっ、この人までそんなこと言うんだ!?」と面喰ったり悲しい気持ちになったりすることも、しばしばあります。今日の喫茶「いしはら」はとってもヒマで、カウンターにはこの界隈をウロウロしているトラネコのタマしかいません。しょうがないので、タマタマいるタマに聞