標語の様なタイトルを付けてしまいましたが、前回の1年目の御挨拶で予告していた "本の保存" に関する話を記します。 その第1弾として、利用者からすれば本の保存(長期保有)を阻害するものであり、出版側からすれば著作権を守るものとなっている、DRM(著作権保護の仕組み)について記します。 では、その前段の説明からにはなりますが、以下にテーマを設けて列挙していきます。 ■対象とするサービス/機器 まず、この一連の記述に於いて対象とするサービスと機器について述べておきます。 電子書籍と言っても様々な使用機器とサービスが存在するのですが、今後記して行く一連の記述は、"どんどん困難になってきている電子書籍の長期保存をなんとか実現する"、という主旨の内容である為、それに沿ったサービスと機器.. つまり、WindowsのPC(パソコン)で利用可能なものを対象に記して行きます。 以下に理由を記しておきます。