インド北部の首都デリーの大気汚染が深刻なレベルに達し、都市全体を覆う分厚く有害なスモッグが市民の日常に深刻な影響もたらしている。 デリー汚染管理委員会(DPCC)によると、デリーの空気質指数(AQI:大気汚染の程度を示す指標)は11月4日に、6段階あるうちの最も危険なレベル(Hazardous)の413に達した。 市民はX(旧Twitter)に、まるで白い霧がかかったかのように、景色がはっきり見えない様子を撮影して投稿している。 この大気汚染レベルは今後2週間でより悪化する見通しで、当局がデリーと周辺地域が危機的状況になると警告している。