抗議活動をするアヘド・タミミ(左)。2015年9月撮影 Photo: Issam Rimawi / Anadolu Agency / Getty Images 彼女は、天使なのか、単なるトラブルメーカーなのか。 ドナルド・トランプ米大統領が、イスラエルの首都をエルサレムと承認したのは、2017年12月6日のこと。イスラム国家はあちこちでその発表に反発を見せている。 いま、東エルサレムを首都とみなしていた当事者であるパレスチナの若き少女が注目されている。カタールのTV局「アルジャジーラ」は、16歳の女性であるアヘド・タミミが、12月19日早朝に「パレスチナ・ヨルダン川西岸地区の占領地域でイスラエル軍と国境警察による夜明け前の捜索によって拘束された。また、12月19日午後にイスラエルの警察にいるアヘドに面会にいった母親であるナリマンも拘束された」と報じている。 このニュースはまたたく間に欧米メ