巨大結晶、人の大きさと比較 クリスタルの洞窟(クリスタルのどうくつ、クエバ・デ・ロス・クリスタレス、Cueva de los Cristales[1])は、メキシコ・チワワ州北部のナイカ鉱山(英語版)(北緯27度51分3秒 西経105度29分47秒 / 北緯27.85083度 西経105.49639度)の地下 300m にある洞窟である[2]。 概要[編集] セレナイトの巨大結晶集合体 ナイカ産の石膏 ナイカ鉱山は鉛・亜鉛・銀などを産出する鉱山である。これらの金属に加えて石膏の結晶も日常的に産出されていた。1985年以降、坑道から地下水を汲み上げる作業が行われている。 洞内は石膏の水和結晶である透明石膏(セレナイト、selenite)の巨大結晶で埋め尽くされている。この中には今までに人類が発見した結晶の中で最大級のものもあり[3]、最も大きな結晶は長さ 11m、直径 4m、重さ55トン