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思想とフランスと歴史に関するlaislanopiraのブックマーク (11)

  • ダニエル・シロ「プーチンの登場は共産主義革命の帰結である」 | 「仮に戦争に勝ったとしても、ロシアは破壊されてしまっているでしょう」

    問題山積の国で革命が起きる 彼の名前はフランス人のように聞こえ、そして彼の来歴は20世紀ヨーロッパの悲劇的な運命を示している。ワシントン大学でロシア・ユーラシア研究に携わるダニエル・シロは、ロシア系ユダヤ人の両親のもと1942年にフランスで生まれ、6歳のときにアメリカ合衆国に移住した。 彼は独裁政治や、専制主義、ジェノサイドの研究を専門とする。スイスの出版社マルクス・ハラーから出版された『誰が革命を望むのか? ラディカルな理想主義の悲劇』において、歴史上の大規模革命をふるいにかけ、その繰り返されるモチーフを描き出している。始動はリベラルで、急進派に転じ、そして急進性を維持するか、あるいは反動的になる。学識豊かで含意あるこの著作では、過去の知識と同時に現在の教訓を学ぶことができる。 ──なぜ革命に興味を持たれたのでしょうか? 私は、ロシア革命が起こったときにフランスに避難した、ロシア系ユダヤ

    ダニエル・シロ「プーチンの登場は共産主義革命の帰結である」 | 「仮に戦争に勝ったとしても、ロシアは破壊されてしまっているでしょう」
  • 『カフェから時代は創られる』パリのカフェ文化と天才以前の天才 - HONZ

    レーニン、トロツキー、ピカソ、マネ、ヘミングウェイ、サルトル、藤田嗣治、ボーヴォワール、後に天才と呼ばれる彼らが、まだ何者でもないころ、通いつめ議論した場所がある。パリのカフェ、モンパルナス界隈のドゥ・マゴやロトンド、モンマルトル界隈のラパン・アジルやラ・ヌーベル・アテヌなどである。 常連となった天才以前の彼らは、自分の仕事スペースを確保するために朝一番でカフェに向かったようだ。 カフェという場は他の公共的な施設と異なり、合目的性がほとんど追求されない不思議な空間である。屋はを探すために、レストランは事をするために、劇場は観劇をするために行く。しかし、カフェはカフェに行くためにカフェに行くのだ。コーヒーの味はさほど重要ではない。カフェのメニューには書かれていないが、その空間に内在する何かを得るために行く。そして、特別なカフェに重要だった要素は自由だ。 どんな自由かといえば、1.居続け

    『カフェから時代は創られる』パリのカフェ文化と天才以前の天才 - HONZ
  • コロナはほんとうに歴史の転換点となるのか─精神科医ボリス・シリュルニクが分析 | 「コロナの不確実性にどう対処するかで、政治体制の未来が左右される」

    「コロナの不確実性にどう対処するかで、政治体制の未来が左右される」 コロナはほんとうに歴史の転換点となるのか─精神科医ボリス・シリュルニクが分析 フランスの精神科医ボリス・シリュルニク。5歳のときにユダヤ人一斉検挙にあうも、強制収容所へ移送される直前に逃走して難を逃れた経験をもつ(1937年生まれ) Photo: Ulf ANDERSEN / Gamma-Rapho / Getty Images

    コロナはほんとうに歴史の転換点となるのか─精神科医ボリス・シリュルニクが分析 | 「コロナの不確実性にどう対処するかで、政治体制の未来が左右される」
  • ピケティ『格差と再分配』読んだ!本文読んだぜコノヤロー! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    格差と再分配:20世紀フランスの資 作者: トマ・ピケティ,Thomas Piketty,山知子,山田美明,岩澤雅利,相川千尋出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/09/21メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る この、出ると知って、でもだれが読むんだろうと老婆心ながら心配になりました。ピケティ『21世紀の資』便乗をねらった安易なはたくさん出たけれど、このは確かに便乗ではあっても(だってあのが売れなければ、このが翻訳出版されること自体、まずあり得なかったと思うから)、安易ではどう考えてもあり得ない。『21世紀の資』より分厚くて字が詰まってるんだもの。そして17000円というこの値段! だれが買うんだ??!! 図書館である程度の需要が担保できればいいってことなのかなあ。 が、一応ピケティで儲けた身としては、買うのは義務だろうし読むのも義務だよなあ

    ピケティ『格差と再分配』読んだ!本文読んだぜコノヤロー! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 浅田彰「パリのテロとウエルベックの『服従』」|REALKYOTO

    1月7日にフランスで諷刺新聞『シャルリー・エブド』(チャーリー・ブラウンにちなむ名前なので『週刊チャーリー』と訳したいところ)による預言者ムハンマドの諷刺画に怒ったイスラム過激派が編集部を襲撃して5人の諷刺画家やライターを含む12人を殺害、並行して起こったユダヤ系品店での人質立てこもり事件なども含めて、最終的に犠牲者は17人に上った(イスラム教徒も含まれる)。 『シャルリー』は1968年5月革命世代によるアナーキズム系の全方位斬りまくり諷刺新聞、前身が『Hara-Kiri』だったことからも推測できるように決して良識派の媒体ではない。筑紫哲也がインターネット上の匿名掲示板に溢れる書き込みを「便所の落書き」と呼んだことがあるが、あえて言えば『シャルリー』も「便所の落書き」に類するものだ。しかし、そもそもジャーナリズムや諷刺は「便所の落書き」から発生したと言うべきではないか。「便所の落書き」で

  • 「フランス的思考―野生の思考者たちの系譜」石井 洋二郎 著

    近代フランスを特徴づける、デカルト以来の合理主義、フランス語の優位性への確信から広がった普遍主義という二大潮流に対する反合理主義・反普遍主義あるいは非合理主義・非普遍主義的な思想の系譜を、マルキ・ド・サド、シャルル・フーリエ、アルチュール・ランボー、アンドレ・ブルトン、ジョルジェ・バタイユ、ロラン・バルトの六人を通して描くことで、「フランス的思考」の姿に迫る一冊。 著者は「フランス的思考」という書名について、フランス語にすれば”pensée Française”(フランス思想)となるが、敢えて「的」「思考」とすることで『すでに確立された「フランス」の「思想」に関するなんらかの見取り図のようなものを答えとして提示する書物ではな』(P10)く『さまざまな留保つきではあれ「フランス的」という形容詞を冠することができるかもしれない「思考」のありようをめぐる問いかけの書物』(P10)として描く。反合

    「フランス的思考―野生の思考者たちの系譜」石井 洋二郎 著
  • 非宗教性の原理(ライシテ)

    西山教行氏による、2004年に刊行された『共和国ガイド』より、「非宗教性の原理(ライシテ)」項目の日語訳。「このは,中等教育教員の啓蒙のために国民教育相が編集したもので,フランスの知識人がわかりやすい言葉でフランス共和主義を解説したもの」(西山氏のツイートによる)。理解のためのメモとして。

    非宗教性の原理(ライシテ)
  • 「ノストラダムス―予言の真実 (「知の再発見」双書)」エルヴェ・ドレヴィヨン,ピエール・ラグランジュ著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    諸宗教の聖典・経典を除けば、十六世紀フランスの医師・占星術師・詩人であるミシェル・ノストラダムス(1503~66)によって書かれた「予言集」は世界で最も読まれたの一つに挙げられるだろう。単なるオカルトブームの書籍としてだけでなく、多くの人がその文章に何らかの意味を見出して、それがときに人々の生死を左右するほどの悲劇を呼ぶことにもなった。 ノストラダムスに関しては、世界の終末を始めとする現代までの様々な事件を予言した予言者として信奉するか、インチキ予言者として弾劾するかの二項対立が続き、ブームの中で必ずしも学術的な分析が進められてこなかった経緯がある。運命の1999年も過去のものとなり、近年、ノストラダムスを彼が生きた十六世紀フランスという歴史の中に位置づけて格的に研究・実証することが出来るようになってきた。その、歴史の中のノストラダムスと彼の予言集はどのようなものとして位置付けられるか

    「ノストラダムス―予言の真実 (「知の再発見」双書)」エルヴェ・ドレヴィヨン,ピエール・ラグランジュ著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 『永遠平和のために』 カント (光文社古典新訳文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋ウェブストアで購入 カントが還暦を過ぎてから発表した政治哲学と歴史哲学に関する論文を集めたである。 60歳は当時としては大変な高齢だが、カントは3年前に『純粋理性批判』を世に問うたばかりで、格的な活動はこの頃からはじまる。『実践理性批判』は64歳、『判断力批判』は66歳の時の著作である。 三批判が発表された時期を批判期、三批判の後の時期を後批判期というが、書収録のうち「啓蒙とは何か」、「世界市民という視点からみた普遍史の理念」、「人類の歴史の憶測的な起源」の三編が批判期、「万物の終焉」と「永遠平和のために」が後批判期となる。 最後の「永遠平和のために」は100頁あるが他は30~40頁前後で何の引っかかりもなく読めた。翻訳は三批判の画期的な新訳を刊行中の中山元氏で、書は中山氏のカント・シリーズの一冊目にあたる。 「啓蒙とは何か」 1784年、カント60歳の時の発表された。

    『永遠平和のために』 カント (光文社古典新訳文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • 自由、平等、友愛 - Wikipedia

    フランス政府広報のロゴマーク 公立学校に標示されたフランス共和国の標語 「自由、平等、友愛」(じゆう、びょうどう、ゆうあい、フランス語: Liberté, Égalité, Fraternité «リベルテ、エガリテ、フラテルニテ»)は、フランス共和国の標語である。その起源はフランス革命にあり、革命期のスローガンの中の1つであったが、公式に国の標語として採用されることになるのは19世紀末の第三共和政になってからである。 「自由、平等、博愛」(—はくあい)と訳されることもある。このフランス語が日で知られ始めたのは日の開国の期間であり、当時のフランスでは、ブルジョワ階級による慈善活動の影響で fraternité に慈善・博愛などの要素が付加されていた。そのため当時の日では fraternité が博愛として解釈された[1]。中江兆民やその弟子幸徳秋水らは「自由、平等、博愛」を使用した。

    自由、平等、友愛 - Wikipedia
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