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思想と地理に関するlaislanopiraのブックマーク (11)

  • 風土を守るとはどういうことか――風土論と環境倫理学の対話/犬塚悠×吉永明弘 - SYNODOS

    シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行っています。今回は「風土論×環境倫理学」として、犬塚悠さんと対話を行います。犬塚さんは、シンガポール国立大学で生命科学を学んだ後、早稲田大学と東京大学で哲学の研究を行い、さらにフランス国立社会科学高等研究院で風土論の第一人者オギュスタン・ベルク教授のセミナーに参加されるというダイナミックな経歴の持ち主です。そして現在は名古屋工業大学で技術哲学・環境倫理学の研究をされています。隣接分野といいながら、環境倫理学の研究者でもあり、すでに昭和堂の『環境倫理学(3STEPシリーズ)』(http://www.showado-kyoto.jp/book/b515852.html)でご一緒している犬塚さんを今回お呼びしたのは、風土論と環境倫理学を中核におきながら、理系の観点と日思想を押さえて研究されていることの独自性にあら

    風土を守るとはどういうことか――風土論と環境倫理学の対話/犬塚悠×吉永明弘 - SYNODOS
  • クルーグマン『経済発展と産業立地の理論』の改訳 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    数日前に、なぜだか知らないがアーサー・ラブジョイのを訳し始めた話は書いた。 cruel.hatenablog.com で、それとまったく関係なしにやりはじめちゃったのが、このクルーグマンのだ。 で、訳文がこれ。 クルーグマン『開発、地理、経済理論』(3章はまだ途中全部やっちゃいました) もちろん著作権というものがあるので、クリックして読んだりしてはいけないよ。 なんでこんなのやってるのか? おもしろいから。これは1990年代の前半、クルーグマンが最もおもしろくて天才的なひらめきを次々に発揮していた時期の話だ。そしてそこのテーマは、開発経済学と経済地理学。まあぼくがやらんでだれがやる、というようなではある。 とはいえ、こうした分野そのものの中身に切り込んだというよりは、なぜこういう分野が1950年以降イマイチぱっとしなかったのか、という話ではある。そして答は簡単。どっちも収穫逓増がとっ

    クルーグマン『経済発展と産業立地の理論』の改訳 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 「地政学」そのものを認めない”反地政主義”(造語)派っているよね…「どいつじんのおしごと!」氏(※微妙に違う)のコラムで思い出す。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    「どいつじんのおしごと!」…じゃねえ、ドイツ人屋さん…でもない、「職業 ドイツ人」ことマライ・メントライン氏の小泉悠紹介が話題になっている。 qjweb.jp そこで、冒頭にこう書かれている。 ……まず、戦後日にて軍事アレルギー的な感性から必要以上に忌み嫌われていた「地政学」の復権がみごとに成された点が重要だ。小泉氏は地政学的な思考を前提に話すし、予備知識がない人にもその必然性と有用性がわかるように説明する能力が高い。 なおそこで、「地政学=ファシズム軍国主義者の学問」みたいな見解をもつ昭和的リベラル言論人への怨念みたいな気配がもし彼にあったら、いろいろ上手くいかなかったと思う。 で、こう言うと「いやオレは! 小泉悠のブレイク以前から! 地政学の重要性をアピールしていたッッ!」と主張する人が絶対出てくるのだけど、それっていわゆるダ・ヴィンチ・コード裁判の問題と同じで、概念の開発というのは

    「地政学」そのものを認めない”反地政主義”(造語)派っているよね…「どいつじんのおしごと!」氏(※微妙に違う)のコラムで思い出す。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
  • 『空間の経験―身体から都市へ』(筑摩書房) - 著者:イーフー・トゥアン 翻訳:山本 浩 - 吉本 隆明による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:イーフー・トゥアン翻訳:山 浩出版社:筑摩書房装丁:文庫(424ページ)発売日:1993-11-01 ISBN-10:4480081038 ISBN-13:978-4480081032 内容紹介: 人間にとって空間とは何か?それはどんな経験なのだろうか?また我々は場所にどのような特別の意味を与え、どのようにして空間と場所を組織だてていくのだろうか?幼児の身体から建築・都市にいたる空間の諸相を経験というキータームによって一貫して探究した書は、空間と場所を考えるための必読図書である。 こののいちばん根っこにある着想は、空間(スペース)と場所(プレイス)との違いということだ。著書の名前からして東洋風だから、そんな言い方をしてみると、空間という概念は近代以前には東洋にはほとんど(あるいはまったく)なかった。天空という概念で尊いもの、上方のものを指して地上と対応させる概念はあったが、拡が

    『空間の経験―身体から都市へ』(筑摩書房) - 著者:イーフー・トゥアン 翻訳:山本 浩 - 吉本 隆明による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
  • 荒川区から考えている|北田暁大

    東京の荒川区に住み始めたのは00年代の初めのことだから、かれこれ20年近くのお付き合いとなる。途中一回勤め先近くの台東区に浮気したが、どうしても荒川区の引力に抗えず、戻ってきた。区内で計5回引越している。引っ越し貧乏の典型である。 荒川区に住み始めたころ、わりとすぐに隅田川との関係を思うに至り、図書館とかで調べまくった。別に駐車場として使われているわけではない一階のある「高床式」の建物がやたらある、というのに気づいて「あ、これ水害対策かな」と思ったのがひとつ。あと、とにかく道・小路が入り組んでいて、直線という概念が適用できるのが尾竹橋通りぐらいしかなく(あと藍染「川」通り)、一歩間違えるととたんに迷宮になってしまう道の成り立ちを見て、「あ、永代借地権と暗渠の名残りかな」とおもったのがもう一つ。ようするに、隅田川(旧荒川)とその支流の小さな川(暗渠化している)の水害が酷くて、堤防が整備された

    荒川区から考えている|北田暁大
    laislanopira
    laislanopira 2019/10/14
    首都圏では西日本と違って部落差別なんかもう存在しない、という人は東京のどこを見ているのだろう
  • ダボス会議が「ジオエコノミー」の委員会を設けた背景:日経ビジネスオンライン

    貿易交渉は、常にポリティカルなものだ。参加各国の国内利益関係者の思惑を反映せざるを得ないがゆえに、それぞれの国内政治状況に強く影響される。 しかし、アジアの地域自由貿易協定は、単にポリティカルなだけでなく、地政経済的(ジオエコノミー=geo-economy)な要素を強く持ちつつあり、欧州域内、米州域内のものとは大きく異なる。 私事ながら、世界経済フォーラム(ダボス会議)の有識者会議で参加する専門委員会が、これまでの日に関する委員会からgeo-economyの専門委員会に変更になった。geo-economyとは、地政学(geopolitics)と経済(economy)の相互関係を表す言葉だ。近年の地政学リスクの高まりが、世界経済にも大きな影響を与えつつあるという課題意識で、この専門委員会が今年新設された。 先立ってその第一回会合がアラブ首長国連邦のドバイで行われた。議論の中で、今後注視すべ

    ダボス会議が「ジオエコノミー」の委員会を設けた背景:日経ビジネスオンライン
  • 「ウクライナ危機の原因は、欧米のリベラルな妄想だ」とミアシャイマーは言う - リアリズムと防衛を学ぶ

    フォーリンアフェアーズの14年9月号で、ミアシャイマーがリベラルな国際政治観をぶった切っています。ジョン・ミアシャイマーはリアリリズム学派の国際政治学者。攻撃的リアリズム論の代表的な論者として知られる、当代きっての大学者の一人です。 彼は「欧米世界では、ウクライナ危機はすべてロシアの責任だ」という風潮に対して反駁し、アメリカとヨーロッパ諸国の責任を問うています。たいへん面白い議論ですので、その一部を紹介します。 ウクライナ危機を誘発した大きな責任は、ロシアではなくアメリカとヨーロッパの同盟諸国にある。危機の直接的な原因は、欧米が北大西洋条約機構(NATO)の東方への拡大策をとり、ウクライナロシアの軌道から切り離して欧米世界へ取り込もうとしたことにある。……彼(プーチン)が反転攻勢に出たことには何の不思議もない。「欧米はロシアの裏庭にまで歩を進め、ロシアの中核的戦略利益を脅かしている」と彼

    「ウクライナ危機の原因は、欧米のリベラルな妄想だ」とミアシャイマーは言う - リアリズムと防衛を学ぶ
  • ミアシャイマーのウクライナ情勢分析 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から微妙に曇っております。気温は春らしいですが、午後にはまた雨が降るとか。 さて、拙訳『大国政治の悲劇』や『なぜリーダーはウソをつくのか』の原著者であるシカゴ大学教授のジョン・ミアシャイマーが、最近のウクライナ情勢について分析しておりましたのでその要約を。 結論としては、ブレジンスキーのような「フィンランド化」ですね。 === ウクライナ情勢の解釈の間違い By ジョン・ミアシャイマー ●オバマ大統領は、ロシアにたいして経済制裁を行ない、ウクライナの新政府にたいする支援を強化することを通じて、ロシアにたいして厳しい態度をとる決断をした。 ●これは大きな間違いである。なぜならこれは危機を発生させることになったのと全く同じの、誤ったロジックによって行われるものだからだ。危機は解決するよりも、さらなるトラブルへとつながることになるだろう。 ●ホワイトハウスやワシントン周辺で共有

    ミアシャイマーのウクライナ情勢分析 | 地政学を英国で学んだ
  • Amazon.co.jp: 空間の経験―身体から都市へ (ちくま学芸文庫): イーフートゥアン (著), 浩,山本 (翻訳), Tuan,Yi‐Fu (原名): 本

    Amazon.co.jp: 空間の経験―身体から都市へ (ちくま学芸文庫): イーフートゥアン (著), 浩,山本 (翻訳), Tuan,Yi‐Fu (原名): 本
  • ルボウの「国際関係の総合理論」 | 地政学を英国で学んだ

    今日のイギリス南部は午後から晴れまして、ようやく町中の雪かきも格的になってきた感じです。その代わり寒さはかなりシビアになっており、ちかくの町では前日夜に南極並みのマイナス20度(!)を記録したとか。 さて、今日は昨日のお知らせしたの紹介を。 最近出版されたものですが、おそらく歴史に残る名作かと。 A Cultural Theory of International Relations by Richard Ned Lebow 直訳すれば「ひとつの文化による国際関係の理論」という感じですが、この題名は明らかにウォルツやウェントの理論書(Theory of IR/ Social Theory of IR)のタイトルを意識したものですな。 アメリカの国際関係論の学者として、どちらかと言えばリアリスト系に入るリチャード・ネッド・ルボウの最新作です。といっても、もうすぐ彼の新作が出るので、厳密に

    ルボウの「国際関係の総合理論」 | 地政学を英国で学んだ
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