優れた遺伝子解析技術をもって世界の食料問題に挑む芦苅さん。大分県で生まれ育った彼が自分の将来を考えるにあたって関心を持ったのが、アフリカの食料や貧困の問題だった。 「15~16歳頃に見たテレビ番組がきっかけです。それから食料問題に貢献する仕事に就きたいと思い、鹿児島大学の農学部に進学しました。遺伝子の研究を選んだのは当時ブームになりつつある学問だったので、食料問題と遺伝子をつなげて新しいことができたらいいなと思ったんです。白衣を着るのにも憧れていましたし(笑)」 さらに芦苅さんは、当時、イネの遺伝子研究では最先端だった九州大学大学院農学研究科の育種学研究室へと進む。なぜ、たくさんある作物のなかでイネを選んだのだろうか。 人類の活動エネルギーの23%がコメ 「人間が食べている穀物の中で最もたくさん食べられているのがコメなんです。世界における生産量はコムギと同じくらいですが、コムギやトウモロコ
今日の甲州は朝から雲が多めでした。朝晩はだいぶ冷え込みますね。 さて、少し前の記事ですが、アメリカのテクノロジー面での優位に水を指すような分析がありましたので、その内容の要約を。 === アメリカが「イノベーション大国」って本当? By イアモン・フィングルトン ●連邦議会は機能していないし、失業率は高すぎだし、アメリカのインフラは崩壊しつつある。それでも政治的に様々な見解を持つアメリカ人の全員が同意することが一つあるとすれば、それは「アメリカはハイテク分野で世界をリードしており、今後もこの状態が続く」という意見だ。 ●たしかにこれはアメリカ人にとって自慢でもあり、便利なアイディアだ。このシナリオによれば、中国はそれほど創造的ではないため、アメリカを追い抜けないことになる。イノベーションには民主制度が必要なのだが、中国は独裁体制だからだ。 ●たしかにアメリカは現代の世界を形作った多くのイノ
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