首都圏の都市機能の分散をめざし多くの構想が掛け声倒れに終わる中、国立国会図書館関西館(京都府精華町)は見事に結実した。収蔵能力は約1100万冊で東京の本館と肩を並べる。書庫棟を2つ追加する計画があり、将来は約2000万冊を収蔵する日本一の図書館となる。原点は1977年に関西の学識者と経済人らが発表した「(仮称)関西研究学園建設基本構想案概要」だ。中核施設として「第二国立国会図書館」の建設を求め
2022年10月の個人旅⾏の受け⼊れ再開以降、日本を訪れる外国人観光客は急増している。しかし、米メディア「ブルームバーグ」は、訪日観光客から日本は経済効果を充分に得られていないという。それはなぜなのか、日本はどうすればいいのか、同メディア記者が考えた。 【画像で見る】外国人観光客を引きつける、京都の高級ホテルとは 急増する外国人観光客最近、日本のいたるところで外国人観光客が見かけられる。訪問する外国人はアリババ創業者のジャック・マーまで幅広い。 2022年10月に個人の外国人観光客の入国が許可された後、1ヵ月間弱で50万人近くが日本にやってきた。岸田文雄首相は、訪日外国人による年間消費額を、パンデミック発生前の2019年の4兆8000億円を上回る、5兆円に引き上げたいと考えている。 日本のホテルやレストランは、すでに充分なスタッフを確保するのに苦労している。そんななか、パンデミック前の観光
ナショナルデーの「主役」を演じた「オレンジの悪魔」たち本日10月10日は10が重なるので「双十節」と呼ばれる台湾のナショナルデー、建国記念日(国慶節)だ。総統府前の広場で荘厳な雰囲気のもと行われるセレモニーは、通常、総統が演説で中国に対してどのようなメッセージを発するかばかりが注目されるのだが、今年はいささか様子が違った。 台湾社会の関心が注がれたのは、日本からやってきた「オレンジの悪魔」と呼ばれる京都橘高校吹奏楽部の高校生たちだった。 彼らの演技が始まると会場は静まり返った。およそ15分間にわたって一糸乱れぬ見事な演奏が繰り広げられ、蔡英文総統ら台湾政府の要人たちは総立ちで拍手を送った。今年の式典に限っていえば、主役は総統ではなく「オレンジの悪魔」たちだった。 「日台友情」の象徴としてなぜ台湾で最も政治的な場とも言える式典に、京都橘高校が招かれたのか。2011年の東日本大震災で、台湾から
裕福な国が一つの台風で揺らいだ 2018年6月29日、私が新幹線に乗った日から3週間後、フィリピンの東の海上で、後に台風「プラピルーン(2018年の台風7号)」となる熱帯低気圧が発生した。 それは西に進んだ後、(よくあることだが)北へと進路を変え、韓国と日本に向かって進んできた。3日後の7月2日には、気候変動の影響でプラピルーンは破壊的な勢力を持つ台風になった。 猛烈な雨が日本全体を襲った。日本の南の空が大きな音を立てて崩れたとき、誰もが不意をつかれた。気象庁の会見は軍事速報のようだった。 すでに6月の梅雨で日本の国土の水分は飽和していた。台風初日には洪水と土砂崩れがいくつも起きていた。7月6日、250万人以上を対象に緊急避難指示が発令され、さらに400万人には避難勧告が出された。四国から本州の東部まで、約2000ミリもの雨が降ったのだ。 各自治体が避難指示を出したとき、多くの人は準備がで
京都府宇治市にあるウトロ地区。歴史的な事情で在日コリアンが多く住むこの地区は、無理解と差別から生じる不遇な扱いに耐えてきた。不法占拠状態は解消されているにもかかわらず、そうと信じ込んだ人物が、この地区の建物に放火するという事件も2021年に起こっている。 いまだに偏見と差別に苦しめられるなかで、2022年4月に開館したウトロ平和祈念館は、共生の道を切り拓くための拠点となれるのか。英紙「ガーディアン」が取材した。 戦争と植民地支配の爪痕 ウトロ平和祈念館の来場者への挨拶は決して見落とせない。壁にかかった垂れ幕に大きく書かれているのは「ウトロに生きる。ウトロで出会う」という言葉だ。このメッセージは単純だが、京都近郊にある小さなウトロ地区はかつて、戦争と植民地支配の遺産によって高まった人種差別と分断に苦しんでいた。 この平和祈念館は、日本人とコリアンという互いに相容れないように見えるコミュニティ
Mac OS X 10.5 Leopardの壁紙に、スティーブ・ジョブズ氏が撮影した写真が使われていた、と元Apple従業員が明かしています。京都の龍安寺や金閣寺で撮影された写真も、ジョブズ氏によるものだそうです。 ジョブズ氏が撮った写真が壁紙に 2007年にリリースされたMac OS X 10.5 Leopardの壁紙に、スティーブ・ジョブズ氏が撮影した写真が含まれている、とAppleで20年近く勤務したソフトウェアエンジニアのCricket氏が自身のブログで紹介しています。 Cricket氏は、「多くの人は、ジョブズ氏の撮影した写真が、Mac OS X 10.5 Leopardのデスクトップ画像として使われていたことを知らないだろう」と、ジョブズ氏の撮影した5枚の写真を公開しています。 龍安寺や金閣寺の写真はジョブズ氏が来日時に撮影か 京都・龍安寺の石庭を撮影した「Rock Garde
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京都コングレスのサイドイベントとして法務省が配信した動画。日米の法学者が日本の刑事司法制度について議論した 「第14回国連犯罪防止刑事司法会議」(京都コングレス)が7日、京都市の国立京都国際会館で始まった。レバノンに逃亡した日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告の事件では、欧米を中心に日本の刑事司法制度に対する批判が起きたことから、法務省は国際会議の場を利用して日本の状況を理解してもらおうと、日米の法学者による対談動画を制作。会場や専用サイトで発信し、「人質司法」などの国際的な批判が「誤解」に基づくものだと訴えている。 4度にわたり逮捕されたゴーン被告をめぐっては、否認を続けて身柄拘束が100日超の長期に及んだなどとして、海外メディアを中心に「人質司法」といった批判が高まった。被告自身も逃亡直後の昨年1月の会見で、日本の刑事司法制度について、弁護人が取り調べに立ち会えず、有罪率が99%と高
Anne @AnneBlueberry 「関西弁は全く知らない」のにふと、話したいと思って🥴😄2、3日前からトライしてんねん😱 そんな時、水を差すようにこんな記事が出没。関西弁って語尾変化だけじゃなくて、言葉のイントネーションも難しいんやな〜 とそんなことを綴るスレ 音感は強み❣️ この記事から抜粋 nikkei.com/article/DGXLAS… 2021-01-05 20:00:37 リンク 日本経済新聞 エセ関西弁、なぜバレるの?(謎解きクルーズ): 日本経済新聞 日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。 431
平成の美術とは何だったのか。椹木野衣企画・監修の「平成美術:うたかたと瓦礫 1989-2019」が京都市京セラ美術館で開催京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」で、美術批評家の椹木野衣を企画・監修に迎えた展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」が開催される。会期は2021年1月23日〜4月11日。 Chim↑Pom SUPER RAT -Scrap & Build- 2017 ※参考図版 Photo by Morita Kenji Courtesy of the artist, ANOMALY and MUJIN-TO Production 京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」で、1980年代後半から活動を続ける美術批評家・椹木野衣を監修に迎えた展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」が開催される。会期は2021年1月23日~4月11日
京都を再現した「別荘地」と「温泉ホテル」2つの成功例が、東京ドーム13個分の更地を改造する計画へ...
現在、電力制御を行うパワー半導体の世界では、シリコンより半導体物質としてのパフォーマンスが高い炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)を活用する開発が進み、成果を出している。 例えば、鉄道車両ではシリコンのパワー半導体用いたインバーターを、炭化ケイ素を用いたインバーターに交換することで、最大40%という画期的な省エネ効果を生む。 半導体関連の展示会に行けば、炭化ケイ素の半導体のための技術や炭化ケイ素のパワー半導体による実用例が並ぶ。 業界では、最新の技術である炭化ケイ素や窒化ガリウムの半導体の開発に必死になっている様子がうかがえるし、山手線の新型電車で採用されるなど、身近なところでも増えつつある。 将来的には、EVや家電などにこうした新型半導体が普及し、異次元の省エネや家電などの小型化を進めていくことが予想される。非常に夢がある。 しかし、炭化ケイ素や窒化ガリウムによって実現される新型
来日した中国人男性が、家族と共に京都市内の住宅街に足を踏み入れた。眺めていたのは、約1億円の日本家屋。会社を経営する男性は「もしかしたら、子どもが留学した時に使うかもしれない」と口にした。 中国人向けの不動産会社「谷町君(たにまちくん)」(大阪市中央区谷町1丁目)の社員が、目ぼしい物件を選んで案内。男性は数軒の物件を見て回り、この家の購入を決めた。リフォームには数千万円をかけた。 谷町君は2016年3月、貿易やネット通販を手がける中国人たちが設立した。同社によると京都では3年ほど前から、中国人による不動産購入が増えたという。社長の崔玲さん(35)は「中国人にとって京都は特別。中国と比べて、歴史的なものがきれいに守られている」と語る。 顧客は資産規模が10億円を…
太平洋戦争中にナチスドイツから旧日本海軍に譲渡された「Uボート」と呼ばれる潜水艦が京都府沖の若狭湾で見つかりました。調査を行ったチームは戦時中の技術協力の実態を知るうえで重要な発見だとしています。 その結果、深さおよそ90メートルのところに旧日本海軍の潜水艦3隻を見つけ、撮影に成功しました。このうち1隻は艦首の特徴などから、ナチスドイツの「Uボート」で、旧日本海軍が「呂500」と名前をつけた潜水艦と確認できたと言うことです。 「呂500」は太平洋戦争中の昭和18年、技術協力の目的で同盟国のドイツから譲渡され、およそ90日間の航海の末、広島県呉市に到着しました。主に訓練に使われ、終戦のよくとし、アメリカ軍によって沈められ処分されました。 調査チームによりますと、全長70メートルある船体に大きな破損は見られず、ほぼ原型をとどめているということです。また、ほかの2隻は、南太平洋の戦いなどに参加し
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