【大連=藤村広平】中国東北部の遼寧省大連で写真映えする坂道が話題になり、地元当局が新たな名所として定着させようと奮闘している。最近の中国はSNSの「バズり」をきっかけに地方都市が脚光を浴びるのは珍しくないが、ブームを一過性で終わらせない戦略性が問われている。「来たぞ来たぞ!」。あちこちで歓声が上がったかと思うと、その瞬間を待っていた数百人が一斉にカメラを取り出した。全長約1キロメートルの坂道を
無人タクシーやライドシェア、ドローンを使った配達など、近年急速な進化を遂げた中国のIT・デジタル事情。その成長の中心には、もはや中国のインフラとなった「スーパーアプリ」の存在がある。中国社会の利便性を一変させたスーパーアプリと、その革新性について解説する。 中国のインフラとなったモンスターアプリ 「中国のIT製品・サービスは、安いけれど品質は悪い」という通説は、令和の時代において、完全に過去のものになってしまった。 世界的に有名な通信機器大手・ファーウェイは、スマートフォンのチップ「Kirin9000S」を独自開発し、現在iPhoneの中国市場におけるセールスに大きな打撃を与えている。また、北京市では無人運転タクシーが営業運転を始め、深圳市ではドローンが高層ビル群の間をすり抜けて食品をデリバリーし、上海市では無人カートが宅配便を運んでいる。 そういったデジタル化のなかでも、2016年ごろか
中国のネット上で最近、「舔狗(舐め犬)経済」という言葉がブームになっているという。男性が“貢ぐ君”よろしく、プライドもかなぐり捨て、多額のお金を費やして女性の好意や歓心を買う行動を指すとか。しかしソレが行き過ぎて、いまや“超・女性上位”社会が到来――。それを象徴する、驚くような事件が続出しているのだ。 【写真を見る】「心は悪魔でも顔は天使!」との声が… 中国を震撼させた「猛毒女性」たちの美しすぎる素顔 *** 今年6月、翟欣欣(ザイ・シンシン)という中国人女性が恐喝容疑で北京市公安局に逮捕されたニュースが、中国全土に衝撃を走らせた。1986年生まれのシンシンは、両親がともに大学教師という家庭で育った「才媛」と伝えられる。彼女が北京交通大学の修士課程の学生だった17年、出会い系サイトで6歳年上のプログラマー男性と出会ったことから、のちに大騒動へと発展する事件の幕は開ける。 「恋愛経験の少なか
「フードデリバリー大国」の中国で、市場をほぼ独占 中国の街中では、黒地に黄色のロゴのデリバリーバッグを背負った自転車やバイクをよく見かけます。一見、「ウーバーイーツ」のようにも見えますが、これは中国最大手のフードデリバリーサービス「メイトゥアン(美団)」の配達員です。 CNNIC(中国インターネット情報センター)の報道によると、中国国内におけるフードデリバリーの利用者は約4億7000万人(2021年6月末時点)と、全人口の実に3分の1にあたります。長引くコロナ禍と中国当局による「ゼロコロナ政策」の影響もあって、この数年で中国国内のフードデリバリー市場は大きく成長しています。そのような「フードデリバリー大国」の中国で、市場をほぼ独占しているのがこのメイトゥアンです。 メイトゥアンは、市場の67.3%と圧倒的なシェアを誇っています。もともと「グルーポン」のようなオンライン共同購入型クーポンを販
https://anond.hatelabo.jp/20230611231950 これを書いた者だけど。 ↑書いたのは中国恒大集団の件が本格的になる前だったので、単にお気持ちだけではないことを信じてもらえたのではないだろうか。 最近の色々について追加で書きたいことがあるので投稿させてもらう。 【愛国ホルホル動画+アメリカやその他の国への批判の増化が半端ない】 前も中国すごい動画が増えてて昔の日本みたいになってきてると書いたけど、この数か月でも加速した。 それに加えて、アメリカの失敗や痛ましい事件を喜ぶ動画が本当に増えた。bilibili等の中国コンテンツだけではなく Youtubeにまでバイデンが泣いてプーがキラキラしてるクソサムネ動画がアップされている。 ん?既視感がある?そうだね、中国をひたすらバカにしながら失われた30年やった日本だね。 しかし、日本とは違う点はスマホをみんなが持つ時
日本の原発処理水海洋放出に関する投稿をめぐり、中国メディアのアカウントが封鎖されたようだ。独メディアのドイチェ・ヴェレ(中国語版)が伝えた。 24日から始まった処理水の海洋放出に中国政府が厳しく反発する中、中国のポータルサイト・メディアの網易新聞が25日、この問題と関連付けて政府の政策に異を唱えるような投稿を行ったという。 網易新聞は動画プラットフォームbilibili(ビリビリ動画)のアカウントで、「隣国が汚染水を放出しているため、私たちは早くから準備をすべきだ。たとえば、結婚や出産はするな。祖国の次世代を汚染してはならない。万一のことが起きた場合に備えて、たくさん貯金して消費を控えよ。家は買うな、車は買うな。人はそんなに長くは生きられないのだから。できるだけ家で“寝そべ”り、あちこちに出掛けるな。仕事をしなくても問題ない」と投稿した。 ここで挙げられた「出産するな」「消費を控えよ」「家
お気持ちだけじゃん、データ出せって言われるだろうけどお気持ちってわりと大切な気がするので… 上海に◯◯年住んで今年日本に帰国した。 帰国理由は、コロナ禍のあれこれを通して「この国やばくね?」と思ったから。それが徐々に確信に変わって帰国。 ぶっちゃけ昔は「日本のメディアって中国のこと悪くいいすぎじゃね?ひどくね?」って思ってた。 中国に来てからは人間らしく生きててあたたかい人たちと良くも悪くもスピードがある街、めっちゃいいじゃん、俺に合うわーと思って終の住処にするつもりだった。なんなら中国の発展に比べて日本もう終わりだなと思ってた。 なのに、ここ数年で「なんかやばい空気」が膨らんできて、それに耐えられなくなってきた。 ご存知の通り、中国って怪レいミッキーやドラえもん作ったりするじゃん。あれってもちろんアウトだけど、コロナ前は「他国のいいところを取り入れよう」みたいな姿勢がかなりあったんだよ。
ウクライナ人女性とのマッチング希望者が急増 「(戦争で)家を失ってしまったウクライナ人女性を保護します」 「若くて美しく、未婚で、健康な女性が優先です」 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した2月24日以降、中国のソーシャルメディア「ウェイボー(微博)」上で、男性ユーザーらによるこのような投稿が急増したと、報じられている。 これらの投稿は、「ウクライナ人女性を妻にしたい」という欲望を持つ一部の中国人男性による、若いウクライナ人女性への“ラブコール”だ。戦時下において、これらの投稿は不適切だと判断され、現在は削除されているが、それでもロシアのウクライナ侵攻を、「ウクライナ人女性を妻にする絶好のチャンス」としてみている男性がいることには変わりはない。 実際、中国人男性と東欧の女性をマッチングするオンラインの仲介サービス「メイリシュカ(Meilishka)」上では、ロシアの武力侵攻以来、ウクラ
「日本風テーマタウン」に批判殺到 1000億円をかけて、京都の街並みを中国に再現する。 やりすぎ感あふれるテーマタウン、その名も「盛唐・小京都」が8月25日、遼寧省大連市にオープンした。コロナ禍で日本旅行にいけないかわりになる……というわけでもないだろうが、現地報道によると多くのお客が集まり、上々のスタートだったようだ。 ところが1週間もたたずして、地元政府の指示により、一時休業に追い込まれた。理由の説明はないが、インターネット上での批判が原因のようだ。 「大連といえば、かつて日本がつくった満州国の一部であった。そんな場所に日本風の街並みを造るなど許されるのか」 「日本企業しか出店できず、売られているのも日本商品ばかりではないか」 「江蘇省蘇州市や無錫市に続いての日本風ストリートか。このままだと、中国はどんどん食い荒らされてしまう」 「自国の文化をもっと愛するべきではないのか」 こうした批
膨大なユーザーを擁するショート動画アプリの運営会社が、コンテンツのガバナンスに苦慮している。中国のユーザー数が6億人を超えるショート動画アプリ「抖音(ドウイン)」は3月1日、アプリ上で展開されるコンテンツや電子商取引(EC)の違反行為に関するポリシーを改定した。 (訳注:抖音は世界的な人気アプリTikTok[ティックトック]の中国国内版。北京に本拠を置く字節跳動科技[バイトダンス]が運営している) 注目すべきなのは、ユーザーが自分の裕福さをひけらかす「炫富(シエンフー)」と呼ばれる行為が、コンテンツ関連の違反項目に追加されたことだ。抖音のセキュリティーセンターは、年初からの2カ月弱の間に炫富を含む合計2862本の動画コンテンツ、324本の音声コンテンツ、47のハッシュタグを削除。関係する3973のアカウントを処罰・閉鎖したという。 炫富の違反コンテンツは、具体的にはどんなものなのか。抖音は
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、「上海日本商工クラブ」が上海に拠点を構える日系企業にアンケートを行ったところ、9割近くの企業で、「在宅勤務」を実施していることが分かりました。また半数近くの企業で「上海以外のすべての地域から戻った従業員を対象に14日間の自宅待機」を実施しているということです。 また3割を超える企業が「工場などの操業停止が継続する場合」に、代替の生産や調達ができないとしています。さらに半数を超える企業がすでにサプライチェーンに影響が出ているとしています。 ことしの収益への影響については、およそ半数の企業が10%を超える減益を見込んでいて、20%を超える減益を見込む企業も2割近くあるということです。
中国で使われているスマートフォンの配車アプリを使って、登録したドライバーに、日本国内でいわゆる「白タク」行為をさせたとして、中国人の男が道路運送法違反の疑いで逮捕されました。 警察は男が、アプリに登録している関東などの数千人のドライバーを管理していたとみて調べています。 逮捕されたのは埼玉県蕨市に住む中国人、※トウ振飛容疑者(34)です。 警察によりますと、※トウ容疑者は去年3月から10月にかけて、中国で広く使われているスマートフォンの配車アプリ、「皇包車」に登録したドライバーに、日本国内では違法ないわゆる「白タク」行為をさせたとして、道路運送法違反の疑いが持たれています。 警察が成田空港などで「白タク」行為をしていたドライバーを逮捕して捜査を進めた結果、※トウ容疑者の関与が明らかになったということです。 警察は、※トウ容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。 これまでの調べ
ついにインターネットの使用者が世界人口の過半数を超え、モバイルに割く時間がテレビを見る時間を初めて上回り、ゲーム産業や広告産業に関わる状況も大きく変化しつつある……といった膨大な情報が詰まった年次レポート「Internet Trends 2019」が公開されました。とにかくデータが多いので、333枚のスライドから特に興味深いグラフをまとめてみました。 INTERNET TRENDS - 190611_Internet_Trends_2019.pdf (PDFファイル)https://www.bondcap.com/pdf/190611_Internet_Trends_2019.pdf 333枚のスライドにもおよぶINTERNET TRENDSの全ては以下から確認できます。 ・目次 ◆世界のインターネットユーザーの全体的なトレンド ◆時価総額で見た世界のトップ10社 ◆Eコマースの売上は鈍化
◆ 地方のウェーイ高校生が中華アプリを使いだした! 安田 個人的に2018年の印象を言うと、中国のITサービスが日本の一般人の間で抵抗感なく受け入れられるようになった「元年」みたいな感じがあります。動画アプリのTikTokとか、画像加工アプリのMeitu、ゲームの『荒野行動』あたりが代表的です。 中国発のスマホゲーム「ミラクルニキ」の画面。美少女着せ替えコーデバトルだ。なお、画像は安田のアカウントのニキである 山谷 ですね。もちろんこれまでも、一部の日本人はチャットアプリのQQとか微信(ウィー・チャット)を使っていたし、中華ゲームも陰陽師とかミラクルニキなんかはあった。ただ、「中国と仕事で関わる人」や「ゲームマニア」以外の一般の日本人が、中国製であることを意識しないでたくさん使うようになったのは、確かに2018年が「元年」と呼べるかもしれない。 安田 地方のウェーイな高校生が変なEDMに合
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