JR貨物は1月13日、中央共同募金会との共同企画として1月12日から実施する予定だった「赤い羽根共同募金ラッピング機関車」の運転を、一時中止することを明らかにした。 赤い羽根共同募金のラッピング機関車は、JR貨物グループの全社員がさまざまなアイデアを実現することに挑戦する「C&C活動」の一環。同募金運動の周知に協力して社会貢献したいという社員提案を受け、昨年度2021年度から実施している。本年度2022年度の第1弾はDD200形ディーゼル機関車2両とHD300形ハイブリッド機関車1両にラッピングを施し、昨年2022年10月から12月にかけ貨物駅の構内などで運転した。 2022年度の第2弾は今年2023年1月11月に発表。EH200形直流電気機関車1両に共同募金運動ポスターのコピー「あなたと私は赤い羽根でつながっている。」を生かしたラッピングで装飾し、1月12日から2月28日まで関東甲信越地
虐待や性搾取に遭う若年女性に寄り添い活動する一般社団法人Colabo。昨年、インターネット上の事実に基づかない投稿で名誉を毀損(きそん)されたとして、投稿者を相手取り東京地裁への提訴に踏み切りました。歓楽街の路上で活動を続けますが、続く嫌がらせや攻撃に危機感が募ります。現場を見ました。(取材班) 昨年12月下旬の夜、東京・新宿駅近く。居酒屋や風俗店が集まる歌舞伎町の一角にピンク色のバスが止まりました。十数人のスタッフが約20席の机と椅子を運び出し、パック米飯やカップ麺、温かい茶などを並べます。暖房やネット接続も用意。テントの道路側はピンクのシートで外からの視線を遮ります。 Colaboが2018年から展開する「バスカフェ」です。虐待で家出するなどし、寝場所がない若年女性が買春者や風俗業者の被害に遭う街で、「居場所」「気兼ねなく過ごせる場所」を準備し、支援を必要とする女性とつながる場です。
以前に取り上げたキッズラインについて、 天才編集者の箕輪厚介氏がコンサルで、上場おじさんが経営陣で、美容メディア「キレナビ」で会社を上場させた敏腕経営者の経沢香保子氏が社長で、シッターの親からの評価がほぼ満点のサービス『キッズライン』で、なぜ半年で二度も児童わいせつ事件が起きたのか - 斗比主閲子の姑日記 新たな不祥事が発覚していました。 キッズライン、児童福祉法のシッター届出未確認4年半。経沢社長「コンプライアンス第一でなかった」 | Business Insider Japan 不祥事のざっくりとした内容 ベビーシッターをする個人は都道府県に届出が必要で、マッチングサイトはその届出をしたシッターのみを登録し、届出を確認するよう厚労省がガイドラインを定めています。 ところが、キッズラインに登録していたベビーシッターで届出をしていない人がいて、それをキッズラインが把握していなかった。 今年
とある人が透析患者を殺せだのなんだのって言っていますね。向こうのコメント欄にも似た考えをされる方が多くいらっしゃっています。 でも、あの光景、ネットだけじゃないんですよね。私も知り合いがそういう考えだからよくわかる。「でも餓死するニュースが定期的に上がってくるじゃない。それが起こるってことは、ダメな奴には社会が引導渡しているんでしょ」って。それを聞いて耳を疑った。そういう考えをする人がこの世にいることにびっくりした。 ホッテントリにその記事が上がってきても、もう私驚かなかった。金の巡りだけが世間で、血栓のように金の巡りを悪くしているところが憎らしいんでしょ。そういうことでしょ。 そう思うと、彼の予備軍ってたくさんいると思う。「コスパ最高!」なんて有頂天になって紹介してるホッテントリ、さんざん見るもの。公益施設を収支でしか考えない人も山ほどじゃない。図書館を賑わいの拠点に据えちゃう市も同じ傾
貧困バッシングで先陣を切っていたサイゾー系のビジネスジャーナルが吹っ飛んだので、少しは落ち着いた議論でもできるようになったんでしょうか。良く分かりませんが、撃墜したNHK関係者や実在するかどうかは分かりませんが「外部ライター」の方々はお疲れ様でございます。 んで、見ていたら雨宮処凛女史が例の「時給1,500円」の話の延長線上で、貧困バッシングの話を書いておられたので、興味深く読んだわけです。 すべての貧困バッシングは、通訳すると「黙れ」ということ〜「犠牲の累進性」という言葉で対抗しよう〜の巻 - 雨宮処凛 http://blogos.com/article/188788/ 「賛同まではしないけど、理解はできる」という話ですね。主張すること自体はもちろん社会的に許されていることですし、デモでもネット記事でもわいわいやって、話題を盛り上げるのは良いことなのではないでしょうか。 個人的に思ったの
文/大西連(NPO法人「もやい」理事長) NHK「貧困報道」の炎上 日本における「貧困」への無理解がまたも露呈する形となった。2016年8月18日にNHKがニュース番組で「子どもの貧困」問題を取り上げたところ、そこで名前と顔を出して発言した高校生に対するバッシングがネットなどで起きている。 また、参議院議員の片山さつき氏が自身のTwitterアカウントにおいて、ネットニュースのリンクを引用リツイートする形で、下記のように発言した。 「拝見した限り自宅の暮らし向きはつましい御様子ではありましたが、チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思い方も当然いらっしゃるでしょう。経済的理由で進学できないなら奨学金等各種政策で支援可能!」(https://twitter.com/katayama_s/status/766895331401347072) 「私は子ど
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生活保護者は招待しないものなのでしょうか。 主人と結婚式のことで揉めています。 原因は生活保護を受けている親戚(従姉妹)なのですが従姉妹は現在生活保護を受けています。 主人は生活保護を受けている従姉妹は招待したくないといいます。 理由は、国に面倒を見てもらっている人間、だからだそうです。 仮に結婚式に参加したとしてもご祝儀はもらいたくないといいます。 私は従姉妹とは姉妹のように育ったので招待したいし参加してほしいです。 ご祝儀に関しては、生活保護を受けていても気持ちとして、少しでも用意してくれているのなら、それを突っぱねて返すことは私には出来る自信がありません。 主人は生活保護を受けているということで、その人の中身を見る以前に人として見ることができないと言います。 「生活保護を受けているということは国民の世話になっているということ、税金を払っている以上従姉妹が参加してほしくないと言う権利が
今の日本は、保守化、右派の影響力が高まっている。その背景には、韓国、中国への感情悪化だけでなく、リベラル、左派の魅力のなさ、ストーリーのなさがあ る。今の日本のリベラルに、欠けているものは何か、どうすれば国民の心をつかむことができるのか。社会活動家として最前線で戦ってきた湯浅誠氏が、論客と の対談を通じて、「真のリベラル」の姿を探る。3人目の今回は、「純粋なる保守主義者」であり、ネット上の最強の論客として知られる、やまもといちろう氏 との異色対談。その後編。 前編はこちら 2030年のディストピア やまもと:私ずっと、湯浅さんに聞きたいことがひとつあって。 湯浅:はい。 やまもと:たぶんわれわれは2030年ぐらいまでに、ディストピア(反理想郷)を経験すると思います。それこそ300万人以上出てくるであろう独居老人とか、400万人近くいるであろう認知症患者とか、彼等を一人一人救済していけないじ
佐賀県におけるタブレット導入の取り組みが、なにかと話題になっています。2014年4月より佐賀県の県立高校において、新入生全員が富士通のWindowsタブレットを購入するという試みを採り入れたことについては、本連載でも取り上げています。 ネット上では“失敗”ばかりに注目が集まっているといった傾向が感じられますが、実際に佐賀でタブレット活用の現場を取材した筆者としては、正直なところ違和感を覚えるところもあります。 ■WindowsタブレットならiPadにできない問題を解決できる たとえば佐賀県の県立高校では、タブレットへの教材の配布方法と、授業での利用開始が遅れてしまうという問題がありました。その原因はWindowsタブレットではなく、サーバーやネットワーク環境にあったと日本マイクロソフトは回答しています。 ↑5月22日開催のOffice 365 Educationに関する説明会でも、日本マイ
少子高齢化や女性の社会進出など、社会が抱える問題を営利事業と両立させながら解決する「ソーシャルビジネス」。政府は、地域を元気にする一つの手段として、2014年度から支援に本腰を入れる。安倍政権が進める経済政策・アベノミクスに「大企業中心で庶民や、地方に冷たい」との批判があることにも配慮した。 ソーシャルビジネスは、世界では貧困層への無担保・少額融資を行うグラミン銀行などが有名だ。国内でも、行政だけで手が回らなくなった地域の課題に取り組み、雇用を生む存在として注目が高い。高齢者による料理の飾り用の葉っぱ販売で、町おこしに成功した徳島県上勝町の株式会社「いろどり」などが代表例だ。 これまでも支援制度はあったが、ソーシャルビジネスの普及に向け、支援を本格化させる。まず初の全国的な実態調査を行い、普及の課題を探ることにした。 内閣府は14年度予算案に約800万円の調査費を盛り込んだ。全国でソーシャ
ネット界隈をぼんやり眺めていると、日本ユニセフという団体が叩かれていた。 「でも募金は役に立ったんですよね。 何か直接の手柄はなくても募金は人類の生存の糧になったんですよね!?」 「今回の募金で我々は、いや、今回も・・くっ・・何の成果も得られませんでしたぁぁ!!私が無能なばかりにただいたずらに子供を死なせ、子供らの死を食い止めることが、できませんでしたぁぁ!!」 的な感じかなんかで叩かれているのかと思っていたら、どうもそうではなくて、この団体がゴージャスな自社ビルなんかを持って集められた募金をピンハネしてるのがけしからん、みたいなことで盛り上がっているらしい。 ほほうと思って、話題になっている記事を読んでみたり、ユニセフのホームページで活動報告を読んでみると、自分が思ってた以上に団体がしっかりと活動をしていてびっくりした。 お金について考えるときに、大切なことはお金には綺麗も汚いもなく価額
言わずもがなだと思ってたんだけど、ブコメで疑問や批判として書かれてたので、いくつか追記しとく。 「なんでアグネスは黒柳徹子の口座を書かないの?」…A:アグネスが自分の職務に忠実なら、当然そうすべきだから。まず、アグネスはなんで黒柳徹子の口座番号を書かないのかという話なんだが。「日本ユニセフ協会の大使であるアグネスも、グローバル組織の親善大使である黒柳徹子への個人口座へ入金をすすめるのが当然」という理屈…これ、自分の会社に置き換えてみたらどう考えても筋がおかしいことだってわかるでしょ。 アグネスの主たる職務は、自分が所属する日本ユニセフ協会のプロモーションと寄付金集めなのであって、その活動の成果を、任命組織じゃなくて親組織の側のエージェントである黒柳徹子に直接フィードバックせよ、っていうのは、あるグローバル企業の日本支社の営業マンが、自分の足を使った営業活動の末に取ってきた発注案件を「値段少
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