沖縄県内の新型コロナウイルスの直近1週間(7月25~31日)の感染者数が人口10万人当たり15・31人で、全国最悪となった。全国最多の感染者数の更新が続く東京都の14・38人、大阪府の12・95人を上回った。 沖縄県が8月1日、発表した。
沖縄県内の新型コロナウイルスの直近1週間(7月25~31日)の感染者数が人口10万人当たり15・31人で、全国最悪となった。全国最多の感染者数の更新が続く東京都の14・38人、大阪府の12・95人を上回った。 沖縄県が8月1日、発表した。
国内旅行代金の半額相当を支援する政府の観光支援策「Go To トラベル」が22日に始まり、那覇空港は家族連れなど多くの観光客でにぎわった。県をまたぐ人の移動が活発になり、感染拡大のリスクが懸念される中、23日からの4連休で大勢の観光客らが沖縄を訪れる見込み。
沖縄でも新型コロナウイルスの感染が拡大する中、イラストレーターのオムラ・オムさん(29)がTwitterに投稿した漫画が共感を呼んでいる。タイトルは「コロナで沖縄に逃げようとしている人へ」。柔らかいタッチの絵で沖縄の良さを伝えながら、新型コロナウイルスが流行することで多くの「島の宝」が失われてしまう危機を7コマを通して伝えている。(デジタル部・比嘉桃乃) オムラさんは東京都在住。昨年まで沖縄に住み、イラストレーターとして活動を続けてきた。東京ではアルバイトをしながら生計を立てていたが、新型コロナウイルスの影響で2週間前から自宅待機に。「私のように毎日家にいる人も多くいるはず。ちょっとした暇つぶしになれば」との思いから自身のTwitterで【コロナによる自宅謹慎で暇してる人へちょっとした漫画を毎日送るシリーズ】を10日から始めた。 ◇自宅待機中に沖縄を訪れた人の行動に非難の言葉 「ちょっとぎ
記事中の「リアルタイムで交流サイトに投稿すると(中略)空き巣の標的になりかねません」に少しだけ補足します。個人の特定につながる情報は、一つのSNS投稿では分からなくとも、複数の投稿を見比べ、多重でチェックをかけるとだいぶ絞り込めるようになります。こうした仕組みを私は「ジグソーパズル現象」と呼んでいます。 ジグソーパズルも、一つのピースだけを見ても完成図のイメージは湧きません。しかし、ピースを一つ、また一つとつなげていくと、完成図が徐々に見えてきます。全体図のイメージが湧くと次にはめ込むピースの場所も、ある程度推測ができるようになります。 個人の特定につながる情報も、複数のSNS投稿を組み合わせることで生活圏内が絞り込まれ、その後は家の窓の外の柱や鉄塔などささいな情報でも特定につながる恐れがあります。多くの人は個人が特定されないよう一枚一枚の写真には配慮していると思います。しかし、それが集合
新型コロナウイルス感染の経緯を説明する砂川靖保健医療部長(中央)、糸数公保健衛生統括監(左)、平敷昭人県教育長=21日午後、県庁
【東京】河野太郎防衛相は21日の記者会見で、短文投稿サイトツイッターの自身のアカウントで、本紙記者のアカウントをブロック(遮断)していることに、「誹謗(ひぼう)中傷うんぬんはブロックしている」と述べた。河野氏はツイッターで約129万人のフォロワーを抱えるが批判的なアカウントはブロックされているとの指摘がある。 閣僚の考えに合わない人に情報アクセスを制限することにつながることには「全く問題ない。個人が暇つぶしでやっているものにとやかく言われることはない」とも述べた。 河野氏はツイッターで新型コロナウイルスの情報なども発信しているが、ブロックされるとそうしたツイートは読めなくなる。 また、河野氏は「誰をブロックしているかいちいち見ていない」とし、どの部分が誹謗中傷に当たるかは言及を避けた。 問われる公人ツイッターの在り方 インターネットを含むメディアと政治の関係に詳しい西田亮介・東工大准教授は
新型コロナウイルスによる肺炎の発症が国内で相次いでいることを受け、県内の相談窓口である保健所への問い合わせが殺到している。一部の保健所では、今月に入りエイズウイルス(HIV)や性感染症検査などの新規予約をストップするなど、人手不足で通常業務に影響が出始めている。
県内で教員養成の中核を担う琉球大学教育学部が、入学志願者を減らしている。2019年度の志願者は455人で、10年度の994人と比べて約54%(539人)減と半分以下になった。受験倍率も10年度の5・2倍から19年度は3・3倍に低下。
1982年那覇市生まれ。ギャル記者。Yahoo個人オーサー。千葉大、2019年3月首都大学東京大学院卒業。2007年沖縄タイムス社入社、社会部を経てDX戦略局。2015年、GIS沖縄研究室研究室、首都大学東京渡邉英徳研究室と共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ」が文化庁メディア芸術祭入選など。 大学在学中から、若者文化を研究。Twitterは@sssss_sssss_10 電柱が倒れにくい理由 経済産業省は、9月に発生した台風15号の影響で、千葉県を中心に電柱が2千本倒壊したり、損傷したりする被害があったとの推計を出している。 沖縄でも、台風によって電柱が倒れる被害は出るものの、数千本規模の倒壊などは発生していない。 沖縄電力の担当者によると、本土と沖縄で、電柱の設計基準は変わらないという。では、なぜなのか。 「経済産業省の基準に合わせて、平均風速40メートルに耐えられるように設計してい
1982年那覇市生まれ。ギャル記者。Yahoo個人オーサー。千葉大、2019年3月首都大学東京大学院卒業。2007年沖縄タイムス社入社、社会部を経てDX戦略局。2015年、GIS沖縄研究室研究室、首都大学東京渡邉英徳研究室と共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ」が文化庁メディア芸術祭入選など。 大学在学中から、若者文化を研究。Twitterは@sssss_sssss_10 沖縄にはかつて、女性が手に入れ墨を彫る「ハジチ」の文化があった。1899年、日本政府が入れ墨を禁止したことで、ハジチは「憧れ」から「排除」の対象に変わった歴史がある。禁止されてから今年で120年。専門家は「ハジチを通して、歴史や差別の問題を知ってほしい」と話す。(デジタル部・與那覇里子)
■お客様は神様? 「日本人客はお断り」―。沖縄県石垣市内にあるラーメン店の一つが1日から、観光客や地元客を含む日本人客の入店を制限している。理由はマナーの悪さ。食品を持ち込んだり長居したり、席を余分に取ったり。1人で切り盛りする店主の男性(42)は「日本では『お客さまは神様』とされ、客自身もそう思っているが、そうなのか。金を払えばいいというのはおかしい」と話している。制限は9月末までを予定。 店舗はカウンターのみの全8席。1人に付き1杯を提供しないともうけが出ないため、約3年前から入り口の扉や券売機に「1人1杯」の順守や、乳幼児がいる家族連れの入店を断る張り紙をしていた。 ■会員制も検討 だが日本人団体客の中に注文しない人がいたり、納得いかず悪態をついたりする客は逆に増えていった。近畿地方から来た子連れの夫婦は「近くの駐車場に300円払って来た」とアルバイトに不平をいい、「おまえたちはどん
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