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ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (22)

  • Jリーグ昇格請負人が悲痛な叫び「移籍の速さについていけない」 J2・J3「沼」の正体をギラヴァンツ北九州・小林伸二前監督が明かす

    webスポルティーバサッカーの記事一覧Jリーグ他JリーグJリーグ昇格請負人が悲痛な叫び「移籍の速さについていけない」 J2・J3「沼」の正体をギラヴァンツ北九州・小林伸二前監督が明かす ギラヴァンツ北九州・小林伸二前監督インタビュー 前編 ギラヴァンツ北九州で5年間スポーツダイレクターと監督を務めた小林伸二氏をインタビュー。J3最下位から優勝&J2昇格、そしてJ3降格、J3最下位と激しい順位変動の裏で一体チームに何が起きていたのか。 後編「小林伸二が語るJリーグ下位クラブの生き残り策」>> 【「選手を引き留めることができないんです」】「あした、引っ越しなんですよ」 そうやってホームタウンを去っていくJリーグ監督と言葉を交わしたのは初めてだった。 昨年12月中旬のことだ。 小林伸二は2023年12月いっぱいで5年間在籍したギラヴァンツ北九州を去った。すでに12月15日に来季の新監督が発表にな

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  • 放送席は空のまま...世界が称賛したなでしこジャパンを評価しないのは「日本」だけだった

    リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko 日は日を知らない。今回の女子W杯を通して、私は強くそう思った。 Jリーグ発足当時からずっと日サッカーを見てきた筆者は、近年のその成長ぶりに驚いている。ブラジルでは昔、ヘタなプレーをすると(大変失礼ながら)「おい、日人みたいなプレーをするなよ!」と言っていた。しかし今、そんなことを言う者はひとりもいない。 1993年、男子の日本代表は世界ランキング66位だった。それが今やどうだ。世界20位でW杯常連国。第9位にまで上り詰めたこともあった。中国もインドも、どんなに大金をつぎ込んでも自国サッカーを強くすることはできていない。今、世界中のスターを爆買いしているサウジアラビアだってそうだろう。唯一、これほどの速さでサッカーを成長させた日に世界

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  • 大坂なおみに飛んだ「ヤジ」を考える。彼女が流した涙は「メンタルの弱さ」だけで片づけてはならない

    「ナオミ! You Suck!」 観客のひとりがこの言葉を叫んだ時、周囲の客席からは「オー?」っと発言者をとがめる声があがった。 カルフォルニア州インディアンウェルズ開催のBNPパリバ・オープン2回戦。大坂なおみがベロニカ・クデルメトバ(ロシア)相手に最初のサービスゲームを落とした、その直後の出来事だ。 大坂なおみが涙を流した時、観客の反応は...この記事に関連する写真を見る この「ヤジ」を耳にした大坂は、主審に歩み寄り、何かを訴えはじめた。テレビ中継用のマイクが拾ったのは、「そのマイクを使わせて。悪口を言い返すのではない、伝えたいことがあるだけ」という彼女の声である。 主審が「スーパーバイザー(大会進行の責任者)の確認を取らなくてはいけないから」と返答したため、大坂はプレーを再開する。 ただ......スタジアム内の巨大スクリーンに映し出された彼女の顔は、涙に塗れていた。 その様子を見た

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  • たぬかなが困惑する「無敵の人」。女性ゲーマーの芽を摘む「容姿への侮辱」がネット上に作り上げられている

    「女性蔑視について話し合いが足りない」と語るたぬかな■たぬかなインタビュー後編 格闘ゲーム『鉄拳』の女性プロゲーマー、たぬかな。彼女は、国際大会で上位の成績を残してきたが、ゲームセンターに通い始めた中学時代から現在に至るまで、女性蔑視、誹謗中傷を受け続けてきた。 eスポーツにおいて、その問題は根深い。eスポーツがリアルスポーツと決定的に違うのは、オンラインでも試合を行なえる点だ。オンラインのよさはプレーヤーとファンの距離感が圧倒的に近いことだ。ゲーム配信をする場合は、リアルタイムにコメントを書き込めるし、それに対してプレーヤーが即座に返答することも可能だ。さらに同じ大会に出場することもあり、プロゲーマーとファンが対戦することもありえる。 しかし、その利点を利用して、女性蔑視的なコメントを書き込む人たちも一定数いる。 「一番困るのは、『無敵の人』ですね。自ら『僕は社会的地位はないし、無職だし

    たぬかなが困惑する「無敵の人」。女性ゲーマーの芽を摘む「容姿への侮辱」がネット上に作り上げられている
  • 女性ゲーマーたぬかなが嘆くeスポーツ界の女性蔑視。結果を出しても国内外から誹謗中傷がある

    人2人目の女性プロゲーマーのたぬかな■たぬかなインタビュー前編 eスポーツは男女の区別なく、同じ舞台で戦えるスポーツ。プロ選手の数は圧倒的に男性が多く、上位陣も男性が席巻する中、日にも男性と対等に渡り合える数少ない女性選手がいる。その代表的選手が、たぬかなだ。格闘ゲーム『鉄拳』のアメリカ大会「Combo Breaker 2017」の鉄拳部門で3位に入賞し、ワールドツアー東南アジア大会で準優勝の実績を持つ女性プロゲーマーだ。 日人で2人目の女性プロゲーマーとして注目を集めてきた、たぬかな。しかしそのゲーム人生で戦ってきたのは、ゲームの中にいるキャラクターだけではなかった。まだ無名の中学時代から、女性蔑視、誹謗中傷と常に戦ってきた。 親が寛容だったこともあり、幼い頃からゲームに親しんできたたぬかなは、ゲームをより楽しむために、中学生の頃から地元徳島にあるゲームセンターに足を運ぶようにな

    女性ゲーマーたぬかなが嘆くeスポーツ界の女性蔑視。結果を出しても国内外から誹謗中傷がある
  • 中二日で劣勢を挽回、アルゼンチンに完勝も日本サッカーの今の実力は?

    3月25日、日本代表韓国を相手に、3-0というスコア以上の完勝を収めた。ビルドアップもろくに許していない。球際でも、付け入る隙さえ与えなかった。韓国戦としては、史上まれに見るイージーなゲームだったと言えるだろう。 一方でその翌日、東京五輪を戦うU-24日本代表は、U-24アルゼンチン代表と激突している。0-1での最少失点差の負けだったが、まさに完敗だった。試合の流れに順次、適応できるアルゼンチンを相手に、日はボールを持てても、ペースを握れず、相手にゴールをこじ開けられた。 世界における日サッカーの現在地とは??―。 アルゼンチンとの第1戦はフル出場、第2戦は後半30分まで出場した久保建英<勝って兜の緒を締めよ> それは勝負の鉄則である。勝利の味は甘い。誰もがおぼれそうになる。それは驕りにつながり、そうなったら勝利はもはや転落の第一歩だ。 誤解を恐れずに言えば、韓国戦の大勝は、喜びに沸

    中二日で劣勢を挽回、アルゼンチンに完勝も日本サッカーの今の実力は?
  • やっちまったな、新国立競技場。五輪後改修せずで、負の遺産化懸念

    いよいよ完成が間近に迫ってきた新国立競技場だが、五輪終了後の「後利用」問題を巡っては迷走状態が続いているようだ。2017年には「五輪終了後は球技専用に改修する」と決まっていたのだが、先日、一転して「陸上トラックを残すことになった」と報じられたのだ。 公開された、完成間近の新国立競技場の内部 しかも、その最大の理由は「陸上競技振興のため」とかでなく、「改修費がかかりすぎるから」というのだ。まったく理念のかけらも感じられない論議が続いている。 1500億円超という巨費を投じて建設される新国立競技場。完成後は維持費だけでも毎年20億円以上がかかると言われている。 シンプルな構造の旧国立競技場に比べて、構造が複雑な巨大スタジアムは維持費も跳ね上がるのだ。従って、採算が取れる見通しもまったく立っていないのが現状だ(もちろん、あの「ザハ・ハディド案」に比べれば建築費も維持費もかなり縮小されてはいるのだ

    やっちまったな、新国立競技場。五輪後改修せずで、負の遺産化懸念
  • 07年我那覇和樹を襲った冤罪事件。「言わないと一生後悔する」

    ★日サッカーを救った男の現在地 前編 カマタマーレ讃岐が使用する高松市東部運動公園サッカー場には、2月の寒風がすさぶ中でも熱心なサポーターたちが練習を見学するためにやって来る。若い広報のスタッフはそんな顔が見える度、丁寧にあいさつをする。サポーターとチームスタッフとの距離の近さと信頼が垣間見える。彼がこのチームに来たのはまだ半年前である。サッカー仕事をしたいということで大阪から讃岐にやって来たのだ。選手との初めての顔合わせの際は緊張したが、その中で最も気さくに接してくれたのが、ベテランの我那覇和樹(38歳)だった。 世代的に言えば、代表戦をテレビで観ていた中学生時代、我那覇にはサウジアラビア戦でゴールを決めた男として強烈な印象が今でもある。その華やかなイメージがあったのだが、スタッフやサポーターへの気遣いをいつも忘れない謙虚な態度に感銘を受けたという。 現在はカマタマーレ讃岐に所属し、

    07年我那覇和樹を襲った冤罪事件。「言わないと一生後悔する」
  • オシムがセネガル戦を絶賛。「日本の強さはポーランドより上」

    よ、見事だ。当に見事だ。このようなエネルギー溢れるサッカーを見たとき、チームスピリットに触れたとき、私は大きな幸福を感じる。 試合前は日がセネガルに対抗できるのか、私は懐疑的だった。セネガルの選手の身体能力は非常に高く、すこぶる強靭だ。野生動物のような鋭さを持っている。そんな彼らと互角の戦いをするのは、決して簡単なことではなかったろう。 それなのにデータを見ると、"デュエル"での勝利は日がセネガルを上回っている。日の選手が知能と工夫を駆使して競り勝つたびに、私は誇りのような喜びを感じ、思わず手を叩いていた。 中盤で屈強なセネガルの選手たちと渡り合った柴崎岳 photo by Sano Miki 1点のビハインドから同点にすることは、ただ単にゴールすることより難しい。この2-2という結果は、最後の1秒まであきらめず、集中力を切らさない日の、まさに面目躍如といったところだろう。い

    オシムがセネガル戦を絶賛。「日本の強さはポーランドより上」
  • オシムが語るコロンビア戦。「日本は相手の退場で勝ったのではない」

    W杯が始まった。各国の戦いを興味深く見ているが、なかでも特別な思いで追っているのは、かつてユーゴスラビアという名の同じ国であったクロアチアとセルビア、そして私が率いたことのある日だ。 その日が初戦でコロンビアに勝利した。W杯でアジアのチームが南米のチームを破ったのは史上初だ。まさに快挙という言葉がふさわしい。 コロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫勇也 photo by Sano Miki 正直、大会が始まるまで、日がコロンビア相手に勝ち点3を挙げられるとは思っていなかった。日が勇猛なチームであることは知っていたが、W杯前のデリケートな時期の監督交代は、あまりにもリスクが高かった。 おそらく西野朗氏が新監督に就任したことが、日を救ったのだと思う。西野氏はもともとチームの中にいた人間で、詳細なチーム内の状況を熟知していた。新監督に与えられた時間は少なかったが、それがあまり足かせになら

    オシムが語るコロンビア戦。「日本は相手の退場で勝ったのではない」
  • 53歳の山本昌が、突然ピッチング練習を再開。その驚くべき理由は?

    まるで映画のワンシーンでも見ているかのようだった。 夕闇に染まるブルペン、ジャージ姿の大男がマウンドに立つ。両腕を揃えて天に掲げるような特徴的なワインドアップから、捕手に向かって軽く左腕を振り下ろす。球速にすれば80キロにも満たないようなスローボール。それなのに、ボールにはしっかりと回転がかかっており、捕手のミットを「ドスン」と叩く。 ブルペンの脇でトレーニングしていた10人ほどの高校生が、一斉に手を止めて大男のキャッチボールにじっと見入る。誰も言葉を発しない。ただただ静謐(せいひつ)な時間が流れていた。 球児たちの視線に気づいた大男は、苦笑しながらこう言った。 「ごめん、ごめん。3年ぶりだからまだこんなボールしか投げられないけど、あと2、3カ月もすれば、お前らよりいいボールを投げるようになるから」 山昌コーチ(写真中央)の話を熱心に聞く日大藤沢の選手たち 大男は8月で53歳になろうとし

    53歳の山本昌が、突然ピッチング練習を再開。その驚くべき理由は?
  • オシムが語るハリル解任「腐ったリンゴの排除か、監督交代しかない」

    W杯を直前にしたハリルホジッチ解任劇を、ハリルにとって同郷(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の先輩であり、日本代表監督の先輩でもある「彼」はどう見ているのか。イビツァ・オシムはオーストリア第2の都市グラーツにいた。その町の病院で半年に1回、検診を受けなければいけないのだという。「でも安心してほしい。現在の体調はいたって良好だ」というオシムを、旧知のクロアチア人ジャーナリストが直撃した。 2006年から、病に倒れる2007年11月まで、日本代表監督の座にあったイビツァ・オシム氏 photo by YUTAKA/AFLO SPORTS ハリルホジッチの解任以降、多くの人々が私の意見を求めてきた。私のことをよく知っている人であれば、私がこうした他人の問題に首を突っ込む人間でないことは、よく知っていることだろう。 正直、ハリルホジッチと選手、そして日サッカー協会との間で何があったのか、私は知らない。た

    オシムが語るハリル解任「腐ったリンゴの排除か、監督交代しかない」
  • ハリル解任会見での違和感。なぜ「目指すサッカー」は語られないのか

    日本代表監督交代。「代える」という判断は間違っていないと思う。 コンディションを重視すべき選手と、コンディションが少々悪くても選んでおかなければならない選手とが共存するのが、代表チームの来の像だ。にもかかわらず、ハリルホジッチはコンディションというフィルターを選手全員にあてがった。 選手起用は場当たり的になりがちだ。2018年のW杯番から逆算する目を欠き、ストーリー性も脆弱になる。それに好き嫌いが見透けてしまう選手選考も加われば、23人枠を巡る争いは、悪い意味で混沌とする。 標榜する「縦に速いサッカー」(よく言えば)と、日サッカーとの相性の悪さもある。その論理的な矛盾と効率性の悪さが表面化していることも混乱に輪をかけた。よいサッカーか悪いサッカーかと言えば、後者だ。 さらに、このサッカーでW杯大会に臨めば大丈夫だとの自信が、監督自身に見られないこと。居丈高な態度を取る一方で、弱気な

    ハリル解任会見での違和感。なぜ「目指すサッカー」は語られないのか
  • ふたりの漫画家がブラジルで考えた「日本らしいサッカー」とは?

    とり・みき×ヤマザキマリ 対談 その1 プロフィール とり・みき (写真右) 熊県出身。漫画家。エッセイコミックなども手がける。94年『DAI-HONYA』98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。FC東京サポーター。 ヤマザキマリ (写真左) 東京都出身。漫画家。1984年にフィレンツェの美術学校で油絵を学ぶ。1997年、漫画家として活動開始。2010年、『テルマエ・ロマエ』で2010年度漫画大賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。イタリア在住。共著に『プリニウス』(新潮社・7月9日発売)。 W杯では、出場国それぞれのサッカーのスタイルを目の当たりにするのも醍醐味のひとつ。欧州で人々の生活とサッカーとの関わり方を見てきた漫画家ヤマザキマリ氏と、日サッカーを長年愛してきた漫画家、とり・みき氏がW杯現地観戦で感じ取ったことを語り合った。 とり・みき ブラジルのスポ

    ふたりの漫画家がブラジルで考えた「日本らしいサッカー」とは?
  • 【ボクシング】北京五輪銅メダリストがネットストーカーを袋叩き

    ★アメスポ事件簿154★ 北京五輪のボクシング・ヘビー級で銅メダルを獲得し、現在はWBCアメリカ大陸ヘビー級の王座に就くデオンテイ・ワイルダー(28歳)。プロ転向後は31戦オールKO勝利を収めるなど、今、最も期待を寄せられているアメリカ人ヘビー級ボクサーだ。 そんな彼にもひとつ、大きな悩みがあった。それは、ソーシャルメディア上でワイルダーに暴言を吐き続ける男の存在だ。ワイルダーは数年に渡って、その男から挑発を受け続けていたという。しかしそんな折、ついにそのネットストーカーと会う機会を得た。なんと、ケガしても法律上の責任を問われないという誓約書を相手に書かせ、ロサンゼルスのボクシングジムで対決することになったのである。 ゴングが鳴ると、ワイルダーは素人同然の男にケンカさながらの真剣ファイト。あっという間に相手のネットストーカーをボコボコにした。しかし試合後、このストーカーは「今回ダウンしたの

    【ボクシング】北京五輪銅メダリストがネットストーカーを袋叩き
  • 【NBA】なぜ弱小クリッパーズが強豪チームに変貌できたのか?

    「現役ナンバー1のポイントガード」との呼び声が高い27歳のクリス・ポール ロサンゼルス・クリッパーズは少し前まで、『ダメチーム』の代名詞のようなチームだった。オーナーはケチで、成績は常に低迷し、プレイオフとは無縁。当然、観客席は閑散としていて、試合も盛り上がらない。ドラフト指名権だけは毎年上位なので、有望な若手選手を獲得するのだが、成長した後も定着する選手がいない。希望が見えるときはあっても、「どうせクリッパーズだから続くわけがない」と言われ、実際にどん底に逆戻りすることの繰り返しだった。 そんなクリッパーズが強豪に変身した。昨季はウェスタン・カンファレンス5位の成績でプレイオフに出て、4位のメンフィス・グリズリーズを破って2回戦に進出した。1回戦に勝っただけでも、クリッパーズ史上わずか2度目で大ニュースなのだが、今までと違うのはここからだ。2回戦進出に満足することなく、オフには積極的にF

    【NBA】なぜ弱小クリッパーズが強豪チームに変貌できたのか?
  • 宇佐美貴史「大迫くんや柿谷くんより下だと思っていない」

    ガンバ大阪 宇佐美貴史インタビュー(後編) 2014年シーズン、J1に復帰するガンバ大阪は1月中旬、沖縄キャンプ(1月16日~27日)で始動した。 日本代表復帰、そしてブラジルW杯出場へ意欲を見せる宇佐美。 そこで、久しぶりに宇佐美貴史を見て驚いた。上半身から下半身までバランスよく筋肉がついて、体がひと回り大きくなっていたのだ。 「J1で戦うためには、全体的にスケールアップしないといけない。そのために、フィジカルトレーニングをやっています。以前よりも、体重は5~6kg増えて、75か76kgになりました。 正直、これまではあまりフィジカルの重要性とか感じていなかったけど、昨年、フィジカルを強化したことがプレイに生きたんです。それまで、足技とかボールタッチでしか相手との距離を作れなかったけれども、体をうまく使って相手を抑えるだけで(相手との)距離が生まれ、技術をより出しやすくなった。それが、ゴ

    宇佐美貴史「大迫くんや柿谷くんより下だと思っていない」
  • 早熟の天才セードルフ。こんな変わり者に監督をやらせるのはミランしかない

    サイモン・クーパー●文 text by Simon Kuper森田浩之●訳 translation by Morita Hiroyuki 【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】ミラン監督に就任したセードルフの素顔(前編) クラレンス・セードルフがミラノのリナテ空港に降り立ち、サン・シーロ・スタジアムへ向かう車に乗り込むと、イタリアのテレビ局は車がスタジアムに到着するまで彼を生中継で追いつづけた。ACミランの新監督となった37歳のオランダ人は、そんな期待のなかでミラノにやって来た。だがセードルフは、これしきのフィーバーに驚く人物ではない。田圭佑の新しいボスとなった彼は、監督という仕事が自分の天職であることをまったく疑っていない。 ミランのクラレンス・セードルフ監督(左)と田圭佑(BUZZI/FOOTBALL PRESS) セードルフには監督の経験がないものの、彼の頭の中では16

    早熟の天才セードルフ。こんな変わり者に監督をやらせるのはミランしかない
  • オリックス・井川慶が語る「ザックジャパン、ベスト8の可能性」

    ブラジルW杯ベスト8への道 2014年に開催されるワールドカップ(W杯)ブラジル大会。この4年に一度の祭典を誰よりも楽しみにしているプロ野球選手がいる。それがオリックス・バファローズの井川慶投手だ。子どもの頃からサッカーの魅力にはまり、今も時間さえあれば、日、世界を問わずテレビ観戦に興じているという。そんな球界屈指のサッカーフリークである井川投手にW杯ブラジル大会の注目国、注目選手、そしてザックジャパンの可能性を語ってもらった。 草サッカーチームでゴールキーパーをやっていることもあり、サッカー観戦の時もキーパーに目がいくと言う井川投手。 ―― プロ野球界きっての『サッカー好き』とうかがいました。 「確かに好きですね(笑)。Jリーグが開幕したのは僕が中学2年生の頃で、当時は部活動が忙しく、スタジアムまで観戦に行くことは出来なかったのですが、僕の地元である茨城県の鹿島アントラーズのファンにな

    オリックス・井川慶が語る「ザックジャパン、ベスト8の可能性」
  • 【柔道】日本柔道、ロンドン五輪『惨敗』の真相

    100kg超級出場の上川大樹が2回戦で敗れ、男子柔道は五輪で初めて金メダルなしという結果に終わった ロンドン五輪で、金メダルが松薫(女子57キロ級)の1個にとどまり、男子は史上初めて金メダル「ゼロ」という惨敗を喫した日柔道。柔道の母国としての威信を失った最大の要因は、強化体制の不備および世界の柔道への対策が不徹底だった点に尽きるだろう。 北京五輪後、男子の監督には篠原信一氏が、女子の監督には園田隆二氏が就任した。それまでの代表コーチ陣は、ふたつないしひとつの階級を担当する形をとっていたが、ふたりの監督就任を機に担当制を廃止し、コーチの数も5人から3人に減らした。 北京以前は、担当コーチと選手は二人三脚で該当階級の海外選手を研究し、対策を練っていた。ところが現体制ではコーチ陣が全階級を担当するため、個別の対策がどうしても不十分となってしまう。また、ひたすら走り込みと、乱取りの数をこなすよ

    【柔道】日本柔道、ロンドン五輪『惨敗』の真相