だいたい週間2冊ペースで本を読む私が自信なく送る、勝手に書評サイトでも作ってみようかと思った。もちろん、ただの思いつきであり、ほかにやるべきことが山ほどあるだろうというような批判は一切容認しない。 栄えある一冊目。 『テレビゲーム解釈論序説/アッサンブラージュ』という本。著者は、八尋茂樹氏という研究者っぽい人。 ゲーム批評とかそういう文脈関係なしに、過去のゲーム素材に対する解釈と、輸出した際の表現変更、修正の中身を見るだけで面白い。例えば、コーエーの「蒼き狼と白き雌鹿」初代を輸出する際には超重要仕様のオルドが削られてるじゃん、とか。つーか子供できないからゲーム成り立たないよ。征服に夢を馳せる男の浪漫の半分以上が台無しになるという圧倒的な仕様変更がされている現状とかがいい。 なんつーか、ゲームの分類が変。あんま産業分析とかはやっておらんようだ。むしろ、GTA3バッシングとか、そういう社会とゲ