市民運動速報では取り上げる記事の性質上、コメント削除の是非の議論に出会うことが多い。また、ブログを運営している以上、コメントの削除の是非は避けて通れない道だ。今回はコメント削除はどういったものなのかを考えることにする。 ブログ主には「コメント欄管理権」があり、コメント欄の開閉はブログ主の裁量により行われる。コメント欄が開放されると閲覧者に「コメントを書き込む権利」が発生する。それにより書き込まれたコメントは、ブログ主の「コメント欄管理権」により削除することが可能だ。 ではコメントを削除する、コメント欄を閉める、といった行為はどういったことなのか。これは閲覧者に与えられていた「コメントを書き込む権利」を奪うことであり、それは言論弾圧であることは明白だ。 もちろんコメントの削除、閉鎖はブログ主に「コメント欄管理権」がある以上、自由に行うことが出来る。だがそれらの権利行使は責任を伴うのである。そ