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台湾の軍は28日、中国との有事で滑走路が使えないという想定で、戦闘機などが高速道路で離着陸する訓練をメディアに公開しました。 台湾の軍は、年に1度の大規模な軍事演習を27日から5日間の日程で行っています。 28日は、中国軍による空爆で基地内の滑走路が使えなくなったという想定のもと中部・彰化県の高速道路で訓練が行われ、空軍の主力戦闘機であるF16戦闘機など9機種、あわせて13機が参加しました。 高速道路は事前に標識などを撤去したうえで通行止めにし、メディアに訓練を公開しました。 高速道路を使った離着陸訓練は前の馬英九政権の8年間で3回行われていますが、蔡英文政権になってからは初めてです。 中国の習近平国家主席はことし1月、台湾の独立の動きなどに対して、武力行使も排除しないという考えを示し、その後、中国軍機が台湾海峡の中間線を越えて台湾側を飛行する異例の行動をとるなど圧力を強めています。 現場
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