昨年4月、地球上の8つの電波望遠鏡を結合させた国際協力プロジェクトEHTが、史上初めてブラックホールの影を画像で捉えることに成功したと発表した。日本グループの中心的役割を担ったのが国立天文台・水沢VLBI観測所だ。だが、同観測所の今年度予算は前年より半減され、研究者の間で強い動揺が広がった。なぜこんな事態になったのか。困惑する研究者に取材するとともに、天文台台長にその真意を問うた。(文・写真:科学ライター・荒舩良孝/Yahoo!ニュース 特集編集部)
諏訪秀麿 @suwahidemaro 東京大学助教。物理。専門は物性物理/統計力学/モンテカルロ法/分子動力学/量子ダイナミクス/機械学習など。新しい計算手法を毎年論文発表。アルゴリズム好き。東大 ← テネシー大 ← 東大 ← ボストン大 ← 東大 ← 開成。研究・大学関連をツイートします。 諏訪秀麿 @suwahidemaro 「2位じゃダメなんですか?」 で予算削減されて完成遅れたけど、なんとか1位になれたスパコン「京」が今日運用終了します。 日本が世界一を獲った最後のコンピュータになるかもしれません。 気付けば世界一を目指さないのが当たり前になってきた気がしますね。 2019-08-30 10:37:57 諏訪秀麿 @suwahidemaro 今さらですが当時の議論って、 「国家プロジェクトとして世界一を目指す」 ということと、 「科学研究は1番を獲らなければ意味がない。 技術開発は
「宇宙の謎に迫る国家プロジェクト」に、日本学術会議が猛反発のワケ:スピン経済の歩き方(1/6 ページ) 国家的プロジェクトというと、東京オリンピックや大阪万博ばかりが注目されがちだが、実は岩手県で、それらを凌ぐスケールの超巨大プロジェクトが持ち上がっているのを、ご存じだろうか。 岩手・北上山地の地下100メートルに、全長20キロに及ぶ直線状の「加速器」を建設。全世界から膨大な数の科学者たちが集い、ヒッグス粒子や、宇宙を構成するダークマター(暗黒物質)などを解明しようという「国際リニアコライダー」(International Linear Collider 以下、ILC)計画があるのだ。 「ちょっと、何言ってるのか分からない」という人のために簡単に説明をすると、「加速器」とは、原子よりも小さな「素粒子」を光の速さで正面衝突させる研究施設(ILCの場合は電子と陽電子を衝突させる)のこと。人も地
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