日本マイクロソフトは、生成AI(人工知能)を活用するパートナー企業向けの事業支援プログラムを2024年1月下旬から開始する。3年間で約100社を無償支援し、米OpenAI(オープンAI)の技術をクラウド上で提供する「Azure OpenAI Service」などの生成AIを活用した事業を500事業創出するのが目標である。 学習から構築、事業化までを支援 生成AIを活用した事業に関心を持つ企業は多い。日本では既に560社以上がAzure OpenAI Serviceを活用するほか、米Microsoftが推奨するAzure OpenAI Serviceの活用シナリオなどをまとめた「Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ」には100社以上のパートナー企業が賛同している。 ただ現状、生成AIの活用はPoC(概念実証)にとどまるケースが多く、付加価値の高い事業創出が課題と