みなさん、こんにちは。ヤフーのDeveloper Relations(以下DevRel)の中村と水田です。 11月17日と18日にLINEとヤフーが合同開催した「Tech-Verse 2022」、ご視聴いただけましたか。これまで各社で開催してきた技術カンファレンスを一緒に企画するということで、運営チームとしても学びや気づきがたくさんありました。本稿ではTech-Verseを通じたクリエイター活躍の場づくりとそこで得られた経験について、ヤフー視点で振り返ります。 Tech-Verse 2022とは まずはTech-Verse(テックバース)の概要をおさらいします。 開催日:2022年11月17日(木)・18日(金) 開催方式:オンライン 参画企業:LINE、ヤフー、dely、出前館、一休、バリューコマース、ゼットラボ、ZOZO WebサイトURL Tech-Verse 日本語版Webサイト
ヤフー株式会社 データソリューション事業本部 クライアントソリューション部 部長 新庄 匠 氏 ヤフービッグデータの活用事例 データ活用、DXという言葉は広がっているが大半の企業がこれから成果を出していく領域だと考えている。データ利活用における日本企業の3大課題は、データ取得に関する技術の不足、自社データ量の不足、データを扱える人材の不足がある。 顧客理解のためにはweb接点から見える行動データが重要なタッチポイントとなる。ヤフーでは約100のサービスを展開しており、ログインID数は年間約8000万人に上る。このビッグデータを活用したソリューションについて説明する。検索データを使い、市場・ユーザーニーズを把握する①ペルソナ分析 ②デスクリサーチに加え、人流データを活用した③施設来訪者分析を紹介する。 キーワード検索からのペルソナ抽出 商品開発を行う際、ターゲットユーザー像をつかむ例として、
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。Yahoo! JAPAN研究所でインターンシップをしている立命館大学大学院修士2年の松根です。普段は、レコメンドシステムや機械学習アルゴリズムに関する研究をしています。 今回は、Yahoo! JAPAN内に多く存在するユーザの興味や属性を予測するモデルを活用することで、より多くの方々に対してレコメンドを行うシステムCERAMとその実証実験の結果について紹介いたします。今回お伝えする内容は、データサイエンスのトップカンファレンスの1つである「KDD2022」の本会議に採択された内容となっています。 予測モデルのリサイクル 突然ですが、皆さんはリサイクルと聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか?リサイクルとは、必要なく
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。Yahoo! JAPAN研究所の鍜治です。 みなさんはコンテンツにメタデータを付与したいとき、どのようにしていますか? もちろん手作業で付与することもできますが、コンテンツ量が膨大なときには、自動的にメタデータを付与できる仕組みがあると便利だと思いませんか? 私がリーダーを務めている研究開発チームでは、Yahoo!ショッピングの商品に属性というメタデータを自動付与するため、BERTを用いた商品属性推定モデルを開発しています。本記事では、そもそも商品の属性とはどういうものなのか、どのようにBERTを使っているのか、既存モデルと精度はどのくらい違うのか、などについてお話したいと思いますので、よろしくお願いします。 Yaho
ヤフーは2022年10月5日、小売店向けの人流分析をはじめとするデータ活用支援事業の強化策を発表した。利用企業はヤフーのネットサービスを通じて集めたデータを基に、飲食店や小売店など時間帯や曜日別の推計来訪者数、性別・年代別の傾向、来訪元の市区町村などを分析し、販促に役立てられる。 ヤフーはネット検索やモバイル端末の位置情報を中心とした「Yahoo! JAPAN」の各種サービスについて、同意を得た利用者のデータを統計処理し、企業のマーケティングや自治体の施策立案の支援事業に活用している。今回発表した新機能の1つが「施設来訪者分析」。Webブラウザー上で人の流れを分析できるサービス「DS.INSIGHT」の新機能として、2022年内に提供を始める。 利用企業は調べたい店舗・施設名を入力すると、その店舗・施設の時間・曜日別の推計来訪者数、性別・年代別の傾向、来訪元の市区町村、他に訪れる傾向がある
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。Yahoo!ショッピングでUI/UXデザインを担当している平田です。 ヤフーは2021年、グッドデザイン賞を4つ受賞しました。そのうちの1つに初期から私がメインデザイナーとして携わっているサービスがあります。 X(クロス)ショッピング構想、実店舗在庫連携です。 この記事ではその実店舗在庫サービスについて、案件の成り立ちや工夫した事をデザイナー目線でお話しします。2022年2月に開催したYahoo! JAPAN Tech Conferenceでお話ししたことに加え、その場ではお話ししきれなかったことや皆さんからいただいた質問の回答も交えています。 目次 実店舗在庫サービスとは 成り立ちの背景 実店舗在庫サービスのメリット
ヤフーは1月12日、社員約8000人の居住地を全国に拡大する人事制度を発表した。これまで、午前11時までに出社できる範囲に限っていたが、4月1日からは全国どこでも居住できるようになる。 日本のWeb大手では、LINEやメルカリなどが社員の居住地制限を緩和し、全国に住める制度を導入。ヤフーもライバルと同等以上の勤務条件を設定して人材獲得を狙う。 従来は電車やバス、新幹線での出勤に限っていたが、新たに特急や飛行機、高速バスでの出社も可能にした。 交通費の月額上限(15万円)は維持しつつ、従来の1日片道6500円の制限は撤廃する。 働く環境を整備するための「どこでもオフィス手当」は1000円増額して5000円に。通信費補助5000円と合わせて計1万円を支給する。 社員間の懇親会の飲食費用を1人あたり月5000円まで補助し、社員のコミュニケーション活性化を図る。 個人情報などを扱う高度セキュリティ
2週間で公開を実現できた3つの要因 コロナ禍となってからは感染拡大を防ぐため、密集・密閉・密接の「三密」防止が盛んに呼び掛けられている。満員電車やイベントの混雑を避けたいというニーズはコロナ禍以前にもあったが、感染症の流行に直面したことでより重要性が増している。 Yahoo!検索の開発チームリーダーを務める廣川将成さんは「安心して移動するための不安や悩みごとの解決が急務だった」と開発の背景を明かす。機能の分かりやすさ、使いやすさとともに「できるだけ早く届けること」も重要だと考えていたという。 混雑予報の提供のため、ヤフーは全社組織としてタスクフォースを結成。2段階で開発する体制を整えた。同社はコロナ禍で全社リモートワークの体制を敷いているため、この開発のためのやりとりは全てオンラインで行われた。 5月18日の開発スタートから2週間を「フェーズ1」と設定した。混雑情報のデータセットを持つパー
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。Yahoo!広告 ディスプレイ広告エンジニアの川崎です。 ユーザーに最適な広告を配信するプラットフォームの開発をしています。 この記事では、広告配信にTensorFlow Servingを導入して生産性改善した事例をご紹介します。 Yahoo!広告 ディスプレイ広告とは? Yahoo!広告では、Yahoo! JAPANのさまざまなサービスや提携パートナーサイトに広告を掲載できます。Yahoo!広告は、検索広告とディスプレイ広告に大別されます。本記事で扱うディスプレイ広告は、例えば以下の図ようにYahoo! JAPAN トップページなどに掲載される広告です。 広告配信の仕組み 広告配信システムの概略図を以下に示します。
それぞれのイベントの参加者は、東京にいる広報や福岡にいるエンジニアなど、所属する部署や拠点が多種多様でした。イベントの申込者数も60-120名程度と、規模感の大きなものでした。 なるべく多くの方に参加してもらいたいので、イベントの開始時間を遅めに設定したり、所要時間も1時間に抑えたりなど、本来の業務に支障をきたさないような配慮をしています。 コミュニティを作った狙い 近年、さまざまな企業でデータの利活用が推進されており、ヤフーも、日本全体のデータを利活用できる世界を作ることを目指しています(参考記事)。 このためには、ヤフー全体でさらなるデータ関連のスキルアップを図っていく必要があると考えました。 時代の流れにより、求められるスキルとそのレベルは常に変わり続けます。 この変化に対応するには、常に知識のアップデートが必要で、新しいスキルの習得も必要になります。 これまでは、所属部署やチーム、
深層学習を用いた自然言語処理モデル(AI)のAPIを無償提供 ー 導入をご検討の企業のみなさまへ(2021年5月19日更新) 2020年9月にお知らせしました深層学習を用いた自然言語処理モデル(AI)のAPI無償提供について、条件の一部追記、及び2021年5月19日時点の導入企業様一覧を更新しました。 いつもYahoo!ニュースをご利用いただきありがとうございます。 Yahoo!ニュースでは、「Yahoo!ニュース コメント」の健全化を目的に導入している「深層学習を用いた自然言語処理モデル(AI)」を利用してコメントを評価する技術のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)を無償提供します。 導入をご検討中の企業のみなさまは、こちらの内容をご覧いただき、ページ下部の問い合わせ先よりお問い合わせください。API提供の背景や詳細につきましては、プレスリリースをご覧ください。 提供
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。Yahoo! JAPAN研究所で現在インターンシップをしている慶應義塾大学大学院修士1年の前田です! 普段、大学ではラマン分光法に関する研究をしています! 突然ですが、皆さんはどんなモノ・コトに興味がありますか? 「旅行が好き」「スポーツ観戦が好き」「健康に興味がある」「日本史を学びたい」など、人それぞれ興味の対象があると思います。もし「ある人が○○にどのくらい興味があるか」を的確に知ることができれば、「オススメの精度」を向上させるなどいろいろなことができそうです。 そこでヤフーではユーザーの皆さんにより良いサービスを提供するべく、このような興味を知るための取り組みを行っています! 今回はその中でもあなたぐβという実証
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。サイエンス統括本部でヤフオク!やPayPayフリマの検索や出品支援機能の改善を担当している土井です。 ヤフオク!やPayPayフリマには、出品時に商品の写真から商品名候補となるキーワードを推薦する機能があります(アプリ版のみ提供中)。 出品画像と類似した過去の商品を高速に検索し、その商品のタイトルに基づいて下図のようにタイトル候補となるキーワードをユーザーに推薦します。 この記事では本機能を実現するために必要となる、商品画像を特徴ベクトル化する仕組み、NGTにより類似度の高い画像(特徴ベクトル)を高速に検索する類似画像検索基盤等を紹介したいと思います。 ※本記事はYahoo! JAPAN Tech Conference
ヤフーは4月6日、自社アプリで収集した位置情報を使って計測した東京23区への来訪者数などをオープンデータとして公開した。公開したのは5日までのデータで、出典を明記すれば誰でも使える。新型コロナウイルスによる外出自粛要請の効果分析などに活用してほしいとしている。 東京23区を対象に、区外からの来訪者数と居住者の人数を区ごとに日次推計したもの。ダウンロードできるファイルはxlsx形式。ヤフーが提供するスマートフォン向けアプリで、ユーザーの許可を得て集めた位置情報を基に、統計データとして集計した。 今後の更新予定は未定としている。ヤフーは3月30日、3県(埼玉県、千葉県、神奈川県)から東京都への来訪者数などをまとめたレポートを公開。4月3日には、2月1日から4月2日までの来訪者数をオープンデータとして公開していた。 関連記事 ヤフー、政府に統計データ提供へ 新型コロナ対策で 政府、新型コロナ対策
ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は「社会課題を解決するためのデータ活用のあり方についての有識者会議」を設置し、本日第1回となる会議を実施しました。 近年、国内外において、個人の行動履歴等のデータを分析することによって、既存の仕組みでは分からなかった個人の能力や信用力を測り、新たなサービスへ利活用し、社会課題の解決の一助とする試みが模索されています。一方で、これらの取り組みが十分に検証されずに導入されてしまうと、格付け社会化やバーチャルスラム化を進行させてしまうとの懸念も指摘されています。 この度、Yahoo! JAPANでは、これらの社会の声を真摯に受け止め、データを用いて社会課題を解決しつつユーザーに安心してサービスを利用していただくために、倫理・法律・社会などさまざまな問題について有識者と一から議論するべく、下記のとおり、会議体を設け会議を実施しました。今後、月1回程度
ヤフー株式会社(以下、ヤフー)が10月31日より提供を開始した事業者向けデータソリューションサービスは、提供開始から約50日で、2020年3月までの目標として掲げていた100社の導入を達成しました。導入いただいた事業者は、自動車・食品・日用品・アパレル・金融などを扱う企業や、自治体・大学など多岐にわたります。また、大企業から中小企業・ベンチャー企業まで幅広い規模の事業者に導入いただいています。 今後も、事業者の要望を踏まえながら機能の改善・拡張を進め、より多くの事業者に導入いただけるサービスを提供していきます。 データソリューションサービスは、ヤフーの多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体などの事業者を対象に、商品・サービスの開発やその提供に至るまでのあらゆる領域において、データに基づいた事業の創造や成長、社会課題の解決などを支援するサービスです。現在、本サービスは、
メルカリ・ヤフー・ZOZO開発者が語る「画像検索」の最前線! Bonfire Data & Science #1 イベントレポート 祝! データサイエンス領域で初めての Bonfire!! そんな記念すべき初回のイベントレポートを書かせていただきます、Yahoo!ショッピングでサイエンス領域を担当している東孝信です。 Bonfire Data & Scienceは、データとサイエンスに関わる人たちが情報共有できる勉強会/交流会です。 今後も定期的に開催される予定ですので、興味のある方は第2回以降もぜひチェックしてください! さて、第1回のテーマは「画像検索」です! 最近EC系のサイトで類似画像検索が出来るようになったけどどうやってるの? 画像検索のモデルってどうしてるの? 画像検索のインフラはどうしてるの? 私たちの会社でも画像検索を用いたサービスを構築できるだろうか? こういった疑問に
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