「ツイッターのように他人が発信する情報がなく、仲のいい友達とだけ内輪で交流を楽しめるところがいい」。大阪府内の大学に通う平瀬楓馬さん(22)は2023年2月からボンディーを使い始めた。 ボンディーの特徴の1つは追加できる友達の数の少なさだ。上限は50人で、親しい友人とだけ内輪で盛り上がれる。数千、数万人とつながるSNSにプレッシャーを感じる若者も少なくない。「本当に仲良しの子しか見ないと思うと、気軽に更新しやすい」(神奈川県に住む25歳女性)、「インスタだと友達が多くて疲れるので、友達の人数を絞ったアプリを使いたかった」(都内の23歳女性会社員)と輪の小ささをメリットと感じる声があがる。 シンガポール発最新SNS、なぜ人気なのか ボンディーは誕生したばかりのSNSだ。シンガポールを本拠地とするメタドリームが22年12月にサービスを開始。現在は日本のほか、シンガポール、韓国、タイ、マレーシア