11日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で飛び出した、政治学者の三浦瑠麗氏(37)の発言が物議を醸している。三浦氏は北朝鮮有事の際に、日本国内に潜む北朝鮮の工作員がテロ行為に及ぶ可能性に言及。ネット上では民族差別、根拠がないと炎上している。 朝鮮半島問題のテーマで、三浦氏は「実際に戦争が始まって、金正恩さんが仮に殺されても、一切外部との連絡を絶って、都市で動き出すスリーパー・セルがいる。ソウルでも東京でも大阪でも。大阪がヤバイと今、いわれている」と発言した。 ネット上では左派系論客を中心に「差別扇動だ」「関東大震災の時に朝鮮人が井戸に毒を入れたというデマと同じ」「証拠を示せ」などと批判にさらされた。ただ、三浦氏はスリーパー・セルを「在日朝鮮人」とは言及していない。テロップで「一般市民を装って潜伏している工作員やテロリスト」とのスリーパー・セルの説明がついたこともあって、曲解されたとも