@tarositeジャーナリスト・iU教員の松村太郎による、『未来に備える、未来を創る』をテーマに、テクノロジーが前提の新しい時代を追いかけるウェブサイトです。
HTML5のVideo/AudioタグとCanvasなどがあればFlashが要らなくなるのではとの議論があるが、そう簡単にはFlashが不要になるとは思えない。僕個人としては、Webの世界に1ベンダーのプロプライエタリでクローズドなものがあることは好ましくないと考えているが、ひいき目にみてもVideo/Audio+CanvasタグではFlashには適わないと思える点がある。 奇しくも、GoogleがChromeにFlashを正式サポートすることを発表したが、これまで脱Flashへ向かうものと思っていたのでちょっと驚きである。これはAppleを睨んでの戦略的・政治的な決定であると思うが、そんな泥臭い話とは切り離して、Flashの方がHTML5より技術的に遙かに優れていると僕が感じている点を敢て以下に挙げてみた。 コンパクトなデータ表現 SWF中にはタイムラインベースの静的なベクターグラフィッ
アップルの新デバイス iPad が Flash に対応していないことや、アップルの CEO スティーブ・ジョブズ氏の苦言により、HTML5 は Flash に取って代わるのかという論議が現実味を帯びて論じられるようになりました。 「なぜAppleはiPadにFlashを載せるべきではない」のか AdobeのCTO、Kevin LynchがFlashを擁護―「HTML5はウェブビデオを暗黒時代に投げ戻す」 そこで、HTML 5 と Flash は何が違うのか両者の違いを図にまとめてみました。 (上の画像はクリックで拡大できます) 左側が HTML5 にしかない機能、右側が Flash にしかない機能で、中央の重なっているところが両方が利用できる機能です。グラフィック関係では、HTML5 では描画やビデオ関係はサポートするものの、テキスト周りや高度なグラフィック処理、デバイス機能ではまだ Fl
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