COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大を受け、コミックマーケット準備会は、5月に開催を予定していた「コミックマーケット98(C98)」の中止を3月下旬に発表しました(参考記事)。史上初のコミケ中止に驚きと落胆の声が広がった一方で、オンライン上で作品を公開してファンが交流する「エアコミケ」の動きが生まれたり、同人誌印刷会社が独自のキャンペーンを発表したりしたことも注目を集めました。 このような動きがあった中、同人業界は実際にどのような影響を受けていたのでしょうか。同人誌印刷を手掛ける栄光、しまや出版、ねこのしっぽの3社にお話を伺うことができました。 売上は大幅減少 営業時間の短縮や店頭対応の自粛も ――新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、3月以降は同人誌即売会の延期・中止が相次ぎました。このような状況は、業務や売上にどれほど大きな影響を与えていますか。 栄光 「2月23日開
問題は決着せず、新たな問題が浮上した。 2020年東京オリンピックの影響で、東京ビッグサイトの使用が制限され、多数の産業に影響が生じると危惧されている問題。 その中で、コミックマーケットは2020年の夏コミを5月に前倒しして開催することを表明した。これは、小池百合子都知事が9月の会見で「2020年の5月1~5日をコミケ関連で使えるように調整する」と述べたのを受けてのもの。 昨年12月23日に明らかにされた内容では、この期間に『DOUJIN JAPAN 2020(仮)・コミックマーケット98』を、コミックマーケット準備会のほか、赤ブーブー通信社、COMIC1準備会、コミティア実行委員会、スタジオYOU、博麗神社社務所、character1 JAPANの合同で開催するというのである。 これを受けて一部のメディアは「コミケ問題決着」と報道。しかし、これに対しては猛反発が寄せられた。これまでの東京
2020年の東京五輪で東京ビッグサイト(東京都江東区)の利用が制限される問題で、20年夏に開催予定だった日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)98」の開催時期が、ゴールデンウイーク(GW)に前倒しされることが23日、明らかになった。コミケがGWに開催されるのは初めて。 「DOUJIN JAPAN2020(仮)」と題したプロジェクトの一環として開催する。コミケを主催するコミックマーケット準備会に加え、他の同人誌即売会やキャラクターコンテンツの展示即売会をしている計7団体が連名で発表した。開催の詳細は後日発表する。 同プロジェクトは19年から20年にかけて全国で展開されるといい、「多くの訪日外国人の方々に同人誌を中心とするオタク文化をアピールするとともに、これまでとは異なる空間も創出することで、日本独自のサブカルチャーを結集し、情報を発信していきたい」としている。 コミケは、19
大きな反響をいただき、8万件台で停滞していた署名数がわずか数日で14万件を突破しました。問題があることが、多くの皆様に認知していただいたことに意義があり感謝しています。4/26の説明会を前に、もう少し事情説明を加え理解を深めていただきたいと思います。 展示会を支えるディスプレイ施工会社は壊滅的被害を受ける ビッグサイトの20ヵ月の利用制約で誰が被害をうけるのでしょうか。まずは主催者ですが、1年に1度程度開催の場合、特に業界団体が主催の場合は企業ではないので経営的危機を感じるはずもありません。一方、複数の展示会を事業として主催している企業の場合は甚大な影響を受けます。主催者ですらスタンスの違いが大きく、問題を顕在化できなかった要因です。 そして、ビッグサイトの開場以来20年。展示会開催を支え続けているディスプレイ施工会社が壊滅的被害を受けます。主催者がどうあろうと、展示会やイベントを現場で支
コミックマーケットや東京おもちゃショーなど、イベントや展示会の開催地として知られる東京ビッグサイト。 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催中、同施設はメディアセンターとして利用されるため、利用者は2019年からの20ヶ月間、使用制約を受けることになる。「使用制限による経済的損失は1兆2000億円に達する」との試算もある。 一般社団法人日本展示会協会(日展協)はこの問題に対し、「すべての展示会を例年と同規模で開催できるよう、東京ビッグサイトと同規模の仮設展示場(8万平方メートル)を首都圏に建設」すること、及び「メディアセンターを東京ビッグサイト以外に新設すること」の2点を提案している。 ◆1兆円以上の売り上げ損失も…。利用制限による経済損失試算 東京都は対応策として2016年2月に仮設展示場の設置を発表していたが、面積が東京ビッグサイトのおよそ4分の1になる上、五輪開催期間の7~
「国際イベントニュース」4月10日号がビッグサイト会場問題が重大な局面を迎えることを報じています。 「展示面積ゼロの危機」 「幕張メッセの五輪利用が6ヵ月か」 「記者の目(4)」 2020年東京オリンピック開催に伴い、ビッグサイトが20ヵ月利用制約を受けるために代替会場として準備されていた仮設展示場(東京テレポート駅付近2.3万㎡)が最短でも7~9月の間、利用できないこと。さらにはビッグサイトの代替会場として受け皿となる幕張メッセも競技開催期間だけではなく、前後の6ヵ月間を五輪で占有すると組織委員会が打診していることが明らかになりました。 東京都から本件の通知を受けたビッグサイトの運営会社が4/26に主催者に向け説明会を開催します。「2019及び2020年度の展示会場の利用制約」「この期間の利用調整」「仮設展示場の概要」「ビッグサイト拡張棟(南展示棟)」という内容です。 同人誌に関わる皆様
見本誌の盗難についての報告 残念なお知らせをしなければなりません。 ここ数回のコミティア会場の見本誌コーナーで見本誌の盗難が続いています。 完全にチェックし切れているわけではありませんが、毎回20冊程度の被害があります。 多くの人が出入りする見本誌コーナーでの盗難防止には限界はあるとはいえ、 こちらの管理不足を深くお詫びします。 発覚以来、見本誌コーナーを利用する方に出来るだけ負担をかけない形で、 いろいろな対策を試みたのですが、この犯罪行為を防ぐことが出来ないでいます。 多くの人に読んでもらうためにサークルの人たちが提出してくれた見本誌を、 不法な手段で手に入れようとする行為をけして許すことは出来ません。 そこで、これまでは盗難について公表せずにスタッフ内での対応を行ってきましたが、 これからは参加者の皆さんに公表した上で、より厳重な警備を行うことになりました。 今後はコミティアのスタッ
当事者様の意向により、記事内容(ツイート)は削除しています。 他まとめサイトに転載されているのを確認。 概要のみ復活させました。 (まとめ主の独断になります) 運営へはメール送信済み。 尚、運営からの返信は「コメントは差し控える」だそうです。 ※ 当事者様としてはこの話はもう終了にしたいとのこと。 【簡易状況説明】 再発防止+自らの忘備録の為に。 彼女は電話しながら空スペース内へ侵入。 しばらくしゃがみこみ、通話したまま椅子、クロス、ミニイーゼル、ボード、自身の作品、を配置。 (話しかけづらい) (一般参加者の休憩or通話相手がスペース取った方か? と感じさせられた) その後座って頒布。 スペースの作り方、手口など、かなり手馴れていると感じさせたので常習犯の可能性アリ。 最初のツイに冊子と書きましたが、後で確認してみたところシールとチラシの様な物でした。 冊子だと見本紙などから身元が割れる
インターネット印刷通販事業を手掛けるグラフィックは7月19日、顧客情報の入ったデータベースが不正アクセスを受け、8985件の個人情報が流出したと発表した。現時点で悪用などの被害報告はないという。 流出した可能性がある個人情報は、法人名、住所と氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス、同社WebサイトにログインするためのID・パスワード、印刷物に記載するための宛先情報など。クレジットカード情報の流出はないという。 7月1日、同社サービスの決済代行会社から指摘を受け調査したところ、外部(外国籍サーバ)からの不正アクセスによって顧客情報が流出したことが判明。外国籍サーバからのアクセスを遮断し、継続的に外部からの不正アクセスを監視しているという。流出した顧客情報を正確に把握できておらず、調査専門会社に依頼し、詳細を調査中としている。 対象となる顧客には、謝罪と経緯の説明、二次被害の注意喚起を順次
ついに応募作品は破棄されたまま…… 【TAAF2016】『東京アニメアワードフェスティバル2016』開幕、騒動の当事者SFD文書を全公開 18日、『東京アニメアワードフェスティバル2016』(以下『TAAF2016』)が開幕を迎えました。コンペに応募した多数の作品が審査されず破棄されたまま開幕にいたるという、前代未聞の事態です。 「おたぽる」特別取材班では、この問題について各方面への取材を通し、何度も問題を指摘してきました。日本動画協会から「虚偽」「悪質なネット媒体」と断じられ、7,200万円もの損害賠償を請求されながら主張し続けた「内輪モメとかどうでもいいんで、応募作品は全部審査しましょうよ」という、ごく当たり前の思いは、ついに実りませんでした。 問題の発端は、『TAAF2016』実行委員会に任命されたフェスティバルディレクター・江口美都絵を、日本動画協会が一方的に解任し、それによって「
東京ビッグサイト(東京都江東区)が2020年東京五輪・パラリンピックでメインプレスセンターと国際放送センターとして使われることに伴い、都は23日、臨海部に仮設施設を設けることを明らかにした。19年4月から1年間の限定措置。ビッグサイトが大会後まで順次一般向けに使えなくなるためで、施設を使う展示会に及ぶ影響を軽減する。 都によると、仮設施設はりんかい線東京テレポート駅近くで、現在臨時駐車場として使用している都有地(約3万7千平方メートル)の一角に整備する。展示面積は約2万4千平方メートルになる予定だ。 このほか、ビッグサイト内に都が新設する拡張棟の完成予定も19年12月末から同6月に前倒しすることと合わせて、大会準備で同年4月以降使えなくなる見込みの展示面積約5万平方メートルのうち9割を補えるという。施設は20年春から大会終了まで全面的に一般利用ができなくなる予定だ。 ビッグサイトは、展示面
混雑しているものの、それほど混乱が起きることは少ないコミケの評論スペース。その中の金融島で時限販売騒ぎがありました。 ※時系列が逆になっていたので修正しました(1/5 0:20)
いろんな形で伝わり始めたので、より正確な情報をお伝えします。 10/22にビッグサイト運営会社よりオリンピック開催に伴う「現時点での利用制約」について会場利用者に対して説明がありました。原文も入手していますが、10/24付の東京新聞がこの問題の影響も含め最も正確に伝えていますので、引用させていただきます。 【記事】クリックすると拡大できます 2020年会場問題は、同人誌業界だけの小さな問題ではなく、あらゆる産業の企業活動に2年間に渡り、影響を与える極めて重大な問題なのです。ですから皆さんには、問題を正しく理解していただき意見を発信していただきたいと願います。 「会場問題=同人誌問題」として発信すると「矮小化した問題」としてねじ曲げられやすいと憂慮します。 2013年9月に開催が決定した瞬間から、この事態は想定されていたものです。印刷会社1社の力では何もできないので、オリンピックが東京に決ま
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