自民党総裁選に出馬表明した高市早苗前総務相は10日のテレビ朝日番組で、弾道ミサイルを相手国領域内で阻止する「敵基地攻撃能力」の保有を巡り「敵基地を一刻も早く無力化した方が勝ちだ。使えるツールは電磁波や衛星ということになる」と述べた。 同時に「向こうから発射の兆候が見えた場合だ。こちらから仕掛けたら駄目だ」と強調。その上で「強い電磁波などいろいろな方法でまず相手の基地を無力化する。一歩遅れたら日本は悲惨なことになる」とも語った。
作家の村上春樹さん(72)は29日、TOKYO FMの番組「村上RADIO」で、菅義偉首相の7月の新型コロナウイルス感染状況を巡る発言を「見たいものだけを見ているのかもしれない」と批判した。 村上さんは、菅首相が7月の国際オリンピック委員会の総会で、コロナの感染状況に関し「長いトンネルにようやく出口が見え始めている」と語ったことを紹介。「僕はね、同い年だけど出口なんて全然、見えていません。この人聞く耳はあまり持たないみたいだけど目だけはいいのかも」と皮肉った。 その上で「本当の出口が見えてくるまで、うまく生き延びてやっていくしかありません」と呼び掛けた。
大島理森衆院議長(74)=衆院青森2区、自民党派離脱中=は次期衆院選に立候補せず、議員を引退する意向を固めた。12日午後に青森県八戸市で記者会見して正式に表明する。年齢を考慮し、後進に道を譲るべきだと判断した。関係者が明らかにした。2015年4月に議長に就任。昨年12月に河野洋平氏を抜き、帝国議会も含め最長記録を更新している。上皇さまの天皇退位に関する特例法制定の国会論議で主導的な役割を果たした。 衆院選挙制度改革を巡る「1票の格差」是正といった与野党の利害が対立する課題にも積極的に取り組み、三権の長として与党だけでなく野党の信頼も厚い。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日のIOC総会で、五輪運動の発展に寄与したことをたたえる「五輪オーダー」(功労章)で最高の金章を、特例で菅義偉首相と東京都の小池百合子知事に授与すると明らかにした。
Published 2021/08/07 07:00 (JST) Updated 2021/08/09 07:49 (JST) 「建設断固反対」「われわれの街には違和感しかない」。アルコール・薬物依存症からの立ち直りを支援する団体のグループホーム建設に、2018年ごろから京都市の地元住民による激しい反対運動が起きた。地域は混乱、対立し、ワイドショーが取り上げるまでに。あれからどうなっただろうか。訪れてみると、地元には深い爪痕が残っていた。一方で、地域社会の共生に向けた歩みも少しずつ進んでいた。(共同通信=武田惇志) ▽建設計画に猛反発 5月末の昼すぎ。NPO法人「京都ダルク」(京都市伏見区)のグループホームに暮らす男性6人が手にトングや袋を持ち、路上や公園に散らばり始めた。毎週月曜日に行う地域清掃の時間だ。 「今日は少ないな」「いや、あるとこにはあんねん。見てみい」。マスク姿の男たちがかが
自民党の高市早苗前総務相が近く発売の月刊誌「文芸春秋」で、9月末の菅義偉首相の総裁任期満了に伴う総裁選に出馬する意向を明らかにしていることが5日、分かった。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は開会式について「全体を早急に見直し、どのようにしていくか協議している。早急に結論を出す」と述べた。
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