東京電力が、福島第一原子力発電所のタンクで水素爆発が起こる危険性が高まっていることを明らかにしました。 イルナー通信によりますと、東京電力は、福島第一原発の汚染水タンクからの放射能漏れにより、水素爆発が起こる危険が高まっており、この問題への懸念が拡大していると報告しました。 この報告によりますと、放射能漏れは、1037のタンクのうち、およそ10%で見られ、汚染水タンクの下の部分に上昇した水素などのガスが溜まり、水素爆発を起こす可能性があるということです。 福島第一原発は、東日本大震災で大きな被害を受け、放射能漏れを引き起こしました。 この出来事により、日本の原発の多くが稼動を停止しました。