他の読者に非公開でメッセージをお送り頂けます。 名前は、本名でなくても良いですが、 呼びかけられると嬉しくなる、ステキなのにして下さい。 情報・意見に感謝を返すなど、双方向のためにメールアドレスをご記入ください。 隠れて罵倒して逃げるのでなく、徹底的に、議論をしましょう。 無謬な人はいません。一緒に、真理を探究しましょう。 名前 メール 本文
出ないものかと思ったら、満を持して登場。期待を裏切らない論説。 薬の副作用と因果関係がある可能性ないし疑いはあるが、完全には断定できないので法的な不法行為はない−−。そう言われたら訴訟など起こせなくなると薬害被害者は思うに違いない。イレッサ訴訟東京高裁の判決はそういう内容だった。 いきなり大上段からばっさりと。 しかし、のっけから論理がおかしい。高裁は「薬の副作用と因果関係がある可能性ないし疑いはあるが、完全には断定できないので法的な不法行為はない」と言っているのだろうか。まず、前半の「薬の副作用と因果関係がある可能性ないし疑いはあるが」は実はナンセンスな修辞で医薬品には副作用がある。むしろ副作用によって医薬品は管理される。なので「完全には断定できないので法的な不法行為はない」というのはそもそも論理がおかしい。正しくは、副作用の伝達が十分であったかということになる。ここでこれが大きく問題に
2022年8月8日追記:元の「世界最悪の日本の幼児死亡率の原因は中国製のベビーフードだったんだよ!!」を改め、改題しました。なぜなら、皮肉であることを読み取れない人が一定数いるからです。 Youtubeの動画。「元データはチャンネル桜 2008.07.24 闘論!倒論!討論!食糧問題と資源外交」とのこと。再生回数は3万回超。 ■幼児死亡率が世界最悪の日本 原因は中国製のベビーフード その他危険野菜等中国食品で日本人が抹殺されかねない 内容は、おおむね「世界最悪の日本の幼児死亡率の原因は中国製のベビーフードだったんだよ!!」と言っているようなものだった。水間政憲というジャーナリストが、国内産100%のものに比較して、中国産の食品を使っているベビーフードに、「鉛が数十倍入っている」という独自の調査を行ったことと、日本における1歳から4歳児の死亡率が「世界で最悪」であるという2005年の厚生労働
日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患です。ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖された後、そのブタを刺したコガタアカイエカ(水田等に発生する蚊の一種)などがヒトを刺すことによって感染します。 東アジア・南アジアにかけて広く分布する病気です。 ウイルスを持つ蚊に刺されたあとも症状なく経過する(不顕性感染)場合がほとんど(過去には、100人から1000人の感染者の中で1人が発病すると報告されている)ですが、症状が出るものでは、6〜16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、神経系障害(脳の障害)を生じます。 大多数の方は、無症状に終わるのですが、脳炎を発症した場合20〜40%が死亡に至る病気といわれており、幼少児や老人では死亡の危険は大きくなっています。
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感染症編 (目次) 今、品川区で流行している病気についての解説です。ニュースで取り上げられている病気の説明も加えました。小学校、幼稚園、保育園で流行情報があったら、一度読んでおかれるとよいでしょう。(ウイルス感染症のグループ分けは、目安としての便宜的なものです。) Ⅰ.ウィルスの感染症 Ⅰ-1.ウィルスの感染症(主な病気) 麻疹(はしか) 風疹(三日ばしか) 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 水痘(水ぼうそう) 突発性発疹 RSウィルス感染症 ヒトメタニューモウィルス(hMPV)感染症 伝染性紅斑(りんご病) 伝染性単核症 サイトメガロウイルス感染症 インフルエンザ Ⅰ-2.ウィルスの感染症(消化器系の病気) ロタウイルス胃腸炎(冬季乳児下痢症) ノロウィルス胃腸炎 ヘルペス性歯肉口内炎 Ⅰ-3.ウィルスの感染症(夏かぜ系の病気) 手足口病 ヘルパンギーナ 咽頭結膜熱(プール熱) アデノウイ
インフルエンザ編 (季節性=通常の)インフルエンザ インフルエンザはかぜの親玉です。よくインフルエンザとかぜとはちがう、という解説もありますが、インフルエンザも立派なかぜの一つです(インフルエンザ感染症の恐ろしさを強調するための表現と思われます)。たしかにかぜウイルスの中で最もありふれたライノウィルスなどとは症状が異なりますが、アデノウィルスなどインフルエンザと似た症状を示す、ウィルス感染症も存在します。 インフルエンザ騒動は今や毎年冬の風物詩となってしまったので、ワイドショーや週刊誌などのマスコミの無責任な報道・記事に振り回されないよう、インフルエンザ感染症について、詳細に解説いたします。 ●インフルエンザウィルスの構造 まず、インフルエンザウィルスの構造のお話から、始めましょう。インフルエンザに関するさまざまな事柄は、このウィルスの構造を知ることで、理解が容易になるからです。 インフル
第2次タミフル騒動 2007年2月から3月にかけて、タミフルで異常行動が起きる!とマスコミが馬鹿騒ぎした時、ホームページに掲載した内容を再掲しています。 Ⅰ.オセルタミビル(タミフル) オセルタミビル(タミフル)は物騒がせな薬です。2003-4年のインフルエンザ騒動の時には、「タミフルがない!」といって、日本中がパニックになったのは記憶に新しいところです(第一次タミフル騒動)。そして、この騒動の最中に、「夜中でも熱が出たら一時でも早く病院へ行け。検査をしてもらい、すぐにタミフルを飲め!タミフルを飲まなければインフルエンザ脳症になるぞ!」とけたたましく騒ぎたて、親を脅かし煽りまくって、日本中の夜間救急外来をパンクさせたのは、TVワイドショーなどのマスコミでした。(本文付録2 2003年のインフルエンザ騒動をふりかえってを参照下さい)。 2007年の今、「タミフルを飲むと頭がおかしくなる!タミ
週刊朝日を買って、万波誠医師独占インタビューなる記事、「金のために手術せん、患者のためだ」と大きな字で書いてある記事を読みました。 非常に面白い。 やはり、万波医師は想像をはるかに超えて、興味深い人物のようです。 さらに、夜遅くにテレビで一部みることのできた、映像でのインタビューとあわせて、日本中に医師は何人いるのか知りませんが、10万人に一人というと大げさですが、希有の医師と確信しました。 これまで、彼は腎移植は650例をやってるそうですが、そのうち今問題にされている病的移植は20数例で、それだけが大々的にネガティブキャンペーンされているのですね。 しかし、この記事にしても、昨夜の夜のインタビューでマスコミはかなり万波医師の言い分を報道始めだして、さらに患者の意見もどんどん出てきています。 この週刊朝日のインタビュー記事で、万波医師の発言でわたくしが気に入ったのをいくつか下に引用しておき
それでも万波先生は正しいことをした 日本移植学会等3団体は、31日、病腎移植について「現時点では医学的妥当性がない」とする統一見解を発表した。 それを受けて新聞各紙は下記のとおり社説を書いた。(読売新聞は4日現在なし) 多勢に無勢とはこのことだが、一医師に対して、各社新聞そろってこれほど非難一色になれるものだとつくづく思う。 一つ一つの記事に対してうまく反論できる才能もなくまた相手は報道のプロであるので、一市民にはとうてい歯が立たない。 だが、それでも万波先生を擁護せずにはいられない。(当方の意見・反論は今までブログにいろいろと書きましたので、詳細はここでは割愛させていただきたい) 要約して反論したい。(今まですでに出ている意見にどうしてもなってしまうのは勘弁してください。) ①報道は初めから否定ありきの論調だった 専門委員会や学会は、万波先生が行ったこれまでの医療行為に対して
kikulog 記事一覧 カテゴリー別記事一覧201410 2014/10/22 江本勝氏の死去 201409 2014/09/12 生協の「書評対決」の書評 201407 2014/07/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」サポートページ 201406 2014/06/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」訂正箇所 201404 2014/04/23 朝日新聞に書評が出るようです [kikulog 647] 2014/04/09 理研CDBの騒動について [kikulog 646] 2014/04/07 博士論文中での剽窃について [kikulog 645] 201403 2014/03/17 「いちから聞きたい・・」のあとがき [kikulog 644] 2014/03/03 論文: Structural flexibility of intrinsically disord
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インフルエンザウイルスはあまりにも有名であるため、知らない人はいませんが、このアデノウイルスはインフルエンザウイルスの次に人の体から検出される頻度が高いのです。インフルエンザは、ご存知のように圧倒的に冬場に多く、症状も高熱、関節痛、全身倦怠感などが特徴的です。これに対して、アデノウイルス感染症は特に季節性がなく、その症状も軽いカゼ程度から重症の扁桃腺炎や肺炎、さらには結膜炎や嘔吐下痢症などバラエティに富んでいます。また、扁桃腺炎や結膜炎などはその症状が非常に強くて、細菌感染によるものと見分けがつかないことが度々あります。細菌性のものでは通常、抗生剤が効くのですが、アデノウイルスによるものであると抗生剤が効かないため、外来で治療していても一向に熱が下がらないことがよくあります。幸い多くの場合、時間さえ経てば自然に治るのですが、その間、治療する方もされる方も不安な気持ちになるものです。抗生剤が
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