ガスマスクを着用し、軍服のような格好で米連邦議会議事堂に乱入したドナルド・トランプ大統領の支持者ら(2021年1月6日撮影)。(c) SAUL LOEB / AFP 【1月15日 AFP】米国防総省は14日、極右勢力や白人至上主義勢力が米軍内部で積極的な勧誘活動を展開し、この1年間で支持を広げていると報告した。 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の過激な支持者らが連邦議会議事堂に乱入し、議事が中断する事態となったことを受けて、国防総省は軍内部に過激思想がどの程度浸透しているか調査を開始すると発表した。 匿名で取材に応じた国防総省幹部は報道陣に対し、軍内部で過去1年の間に極右の活動が増加していると述べた。ただし、この傾向は社会全体にみられるという。 同幹部は、「一部の組織がわが軍の兵士を積極的に引き抜こうとしたり、わが軍の技術や経験を獲得しようとメンバーにわが軍への入隊を奨