世界的に重要な記録物の保存を目的とした国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に、スイス人作家ヨハンナ・シュピリとハイジに関する資料が国際登録された。
正月早々から、フランスの文学界が揺れている。そのもととなっているのは、14歳の時に、当時50歳だった流行作家ガブリエル・マツネフ氏から1年間に渡る性的虐待にあったヴァネッサ・スプリンゴラ氏(現在47歳)が出版した『(性的)同意』(Le Consentement ,Vanessa Springora, 2020, Edition Grasset)である。日本でも今年は性犯罪の刑法改正が待たれる年で、特に性的同意については様々な議論がなされていると思うので紹介したい。 「14歳の少女が中学校の校門の前で、50歳の男と待ち合わせするなんて、ホテルで一緒に暮らしたり、ベッドを共にするなんてあり得ない」(拙訳)とあるように、スプリンゴラ氏はこの本の中で、当時は本当に36歳年上のマツネフ氏を愛していたと明言すると同時に、それでもやはり、彼の行為は14歳の少女に対してするべきことではなかったと語っている
In March 1984, Jorge Luis Borges began a series of radio “dialogues” with the Argentinian poet and essayist Osvaldo Ferrari. Forty-five of them have just been translated into English for the first time by Jason Wilson and will be published this month by Seagull Books as Conversations, Volume 1. What follows is Borges’s conversation with Ferrari about the existence of God. Osvaldo Ferrari: Many peo
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