9月15 [サル以下のリフレ派でも分かる]バランスシートで理解する金融緩和入門 関連記事:リフレ派の円安インフレ政策の正体 リフレ派は、日銀に金融緩和をせよ、国債を買え、と主張し続けているが、具体的にどんな取引が行われているかを理解している人は見当たりません。というか、理解していないからこそ、金融緩和を連呼しているのでしょう。 金融緩和は、おおまかに説明すると、金融機関が財務省から入札で購入した国債を、入札価格以上で日銀が買い取ること、を指します。つまり、金融緩和は、金融機関への利益供与といえます。 以下、バランスシートを使ってその取引を説明します。 ■田中さんがA銀行に5億円を預けた ■銀行は資金運用のために、財務省から国債を3億円分購入 ■金融緩和:銀行は国債を日銀に売却 現在は、超低金利=国債価格高騰なので、財務省から入札で購入した国債は、確実に高値で売れる、という状況。しかも、日銀