「『猪木の元気』の賞味期限が切れないうちに、日本のために何かできたらいい」–元プロレスラーのアントニオ猪木が、夏の参院選で、日本維新の会からの比例代表での立候補を正式表明した。 猪木といえば、かつて1989年の参院選で自ら立ち上げたスポーツ平和党(当時)からの立候補で初当選したものの、95年の参院選で落選している。その任期中、数々のスキャンダルが噴出した。イラクでの日本人人質の解放の際、右翼団体・日本皇民党の幹部が同行していた疑惑。91年2月の東京都知事選では、17億円の借金がチャラになる代わりに出馬断念を決めた疑惑。また、約2億3000万円にも上る所得税などの滞納。「アントニオ猪木の夜のPKO」カンボジア視察旅行での買春疑惑……こうしたスキャンダルの数々については、本サイト記事『維新の会より出馬、アントニオ猪木の“ダークな”真実…金銭スキャンダルの過去』で明らかにした。 週刊誌もここにき