歌手で俳優の吉川晃司さん(58)が、両目を『外傷性白内障』と診断され、1月に手術を受けていたことが分かりました。どんな病なのか眼科の医師を取材しました。 吉川さんは去年9月、目の異変に気づき、病院で両目とも『外傷性白内障』と診断を受けました。そして1月23日、水晶体の代わりに人工のレンズを移植する手術をおこなったということです。 『外傷性白内障』とは、主に視力の低下や、ものがぼけて見えるなどの症状を伴う病気です。原因について、梶田眼科の梶田雅義院長は「いろんな人に起こるんですけど、工事現場にいたり、スポーツマンなんかでも起こりますし、外傷を受けやすい環境にある人が多いです。例えば、野球のボールが当たったとか、そういうくらいでも起こるときがあります」ということです。 老化による『加齢性白内障』とは異なり、打撲など、目の損傷をきっかけに水晶体が濁るという『外傷性白内障』。しかし、吉川さんによる