地球温暖化の原因となる二酸化炭素を減らそうと、ある木を育てる実験が静岡県御前崎市で行われています。あっという間に成長するという特徴を生かし、地球温暖化対策はもちろん、高級木材の確保という一石二鳥の効…
植物の葉や根、茎、花などを丸ごと透明化し、解剖することなく内部を細胞レベルで観察できる新技術の開発に名古屋大が成功。 植物の葉や根、茎、花などを丸ごと透明化し、解剖することなく内部を細胞レベルで観察できる新技術を開発したと、名古屋大学が10月28日に発表した。植物の3次元構造を維持したまま観察できるなどメリットは大きく、「世界中で植物科学研究が加速していくことが期待される」としている。 理化学研究所が開発した透明化解析技術「CUBIC」で用いた方法を植物に応用。植物を蛍光たんぱく質を使った観察の際に邪魔になるクロロフィル(葉緑素)を除去する最適な化合物の組み合わせを探し、植物を透明化する試薬「ClearSee」の開発に成功した。 生体組織の内部構造を観察するためには「2光子励起顕微鏡」という高価な顕微鏡を使う必要があったが、蛍光たんぱく質で標識した組織を透明化した場合、一般的に普及している
■大阪大学と京都大学 明るく光るコケを開発した。発光するたんぱく質などを体内で作るよう遺伝子を組み換えた。満月や野生の光るキノコと同じくらい明るく光る。街路樹などに応用すれば、電気を使わず道路や街を照らせ節電に役立つ。スポーツ競技場の芝など向けで5年後に実用化する。開発したのは、阪大の永井健治教授と京大の河内孝之教授ら。ゼ
By Doug Brown 世界中を走り回って人や物を運んでいる自動車に欠かせない部品の一つがタイヤです。タイヤはその原料に「ゴムノキ」などの樹木から産出される天然ゴムを必要とするのですが、2007年ごろからは「タンポポ」を原料として天然ゴムを生産する研究が進められており、従来の生産能力に匹敵する規模での生産の実現が視野に入りつつあります。 Tire makers race to turn dandelions into rubber | Reuters http://www.reuters.com/article/2014/08/20/us-dandelion-rubber-idUSKBN0GK0LN20140820 タイヤの原料の一つとなる天然ゴムの生産は主に東南アジアなどの地域に限定されており、疫病などを原因とする供給不安のリスクを懸念する声が挙がっていました。そんな中で、タンポポの
まさに植物そのもの! 人類が遠い宇宙を探索する夢を実現するには、スペースシップ内に地球と同等の環境を作り出すことが必須となります。単に生活必需品を積載するだけでは十分ではありません。そこでロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生であるJulian Melchiorriさんが考案したのが人工的なバイオリーフ。この人口の葉っぱ、地球上の普通の植物と同じように、光と水を与えると酸素を放出するんです。 素人的には本物の植物をスペースシップに積み込むのではだめなの?と思ってしまいますが、実は植物は無重力だと十分に育たない可能性があるのだそう。そうはいっても無数の酸素タンクを積み込むよりは、植物のように酸素を生み出してくれるものを持っていくほうが効率が良いわけで…。何か良い代替案はないものかとMelchiorriさんは考えたわけです。 最終的に彼が創り出したのは人工的なバイオリーフでした。シルクリーフと
遺伝子組み換えでできた「無花粉スギ」=森林総合研究所提供 【山本智之】花粉を全く出さない「無花粉スギ」を、遺伝子組み換え技術でつくることに成功したと、森林総合研究所(茨城県つくば市)が21日、発表した。これまでは、優秀な性質の苗を選抜したり、掛け合わせたりして開発が進められてきた。今回の技術を応用すれば、地域の気候に合ったあらゆるスギの品種を「無花粉化」できるという。 研究チームは、スギの雄花の中に、花粉へ養分を供給する組織があることに注目。細菌の遺伝子などを発芽前のスギの細胞に導入すると、この組織の働きを抑えることを突き止めた。見た目は普通のスギと同じように雄花ができるが、花粉は全くつくらないという。 森林総研の石井克明・森林バイオ研究センター長は「国内では規制があり、まだ屋外に植えることはできない。ただ、将来は花粉症対策の選択肢の一つとなる可能性があり、安全性の検証を進めたい」と
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